トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

屋根を瓦にして、10年に一回の屋根塗装からの解放を。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

家を建てるとき、35年ローンを組む人が多いと思います。頭金をあんなに入れたのに、毎月、こんなに払いながら35年。なんて長いんだ…。と思いますよね。30歳で家を建てたとしても65歳になっちゃうんだから、そりゃあ長いです。

 

僕は屋根屋なんていう仕事をやっているので、新築時の屋根で瓦を葺くこともあれば、修理や葺き替えで屋根に上がることがあります。そのときにお客さんと話していて、よく話題になるのが「家の10年はあっという間」だということ。

屋根が瓦で葺かれている場合、新築の次に屋根屋が屋根に上がるのは、何事も無ければ早くて20年以上、後になります。が、瓦以外で葺かれている場合は、10年から15年で、壁と一緒に塗り替えということになります。で、お客さんの感覚だと、ついこの間、壁を塗ったばかりなのに、また塗るのか…、と感じるんです。

10年に一回、足場を掛けてリフォームするって、けっこう大変です。屋根屋として言えることは、屋根を瓦にすることで、少なくとも屋根に関しては10年に一回から解放されますよ、っていうことです。