毎日毎日、だらだらと好きなことを書き綴っているだけの、拙ブログですが、ちょいとリニューアルしました。
わかりやすいところだと、カバー画像をIRONMAN70.3上海のバイク写真にしました。そして、ブログのデザイン自体を変更。少しスッキリしたものにしました。さらに、毎回、同じ書き出しにしている『トライアスリート屋根屋…』というところに、『瓦葺き師』という一言を加えました。
画像やデザインについては、変えたいなーと思っていたところに、写真を送ってもらえて、かっこよかったので、これを使わない手はないということで一気に変えました。
で、僕にとって大切なのは『瓦葺き師』という一言のほう。こないだ、講演を聴かせてもらった、石川鋳造㈱の石川社長の『鋳物料理器具創作家(だっけ?)』という肩書が、恥ずかしいけど分かりやすいなと思いまして。じゃあ、僕はなんだろうなと考えたら、一応、社長ではあるけど、それよりも職人であること、職人の中でも瓦を葺く職人、瓦葺き師だなってことで、加えることにしました。
瓦は並べるんじゃなくて『葺き』ます。葺くという言葉は屋根にしか使わないんですけど、葺くという言葉が使われるようになった時期は、瓦が使われるようになる1400年よりも昔に遡るんじゃないかと思います。瓦が使われる以前は草や樹の皮を屋根に使っていました。それが『葺』の草冠に残されています。そして、草冠の下にある、口や耳には、皮を寄せ集めるという意味があるそうです。僕の仕事は、人が建物らしきものに住むようになったころからある、葺き師という仕事です。