トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

僕の仕事は瓦葺き師。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

毎日毎日、だらだらと好きなことを書き綴っているだけの、拙ブログですが、ちょいとリニューアルしました。

わかりやすいところだと、カバー画像をIRONMAN70.3上海のバイク写真にしました。そして、ブログのデザイン自体を変更。少しスッキリしたものにしました。さらに、毎回、同じ書き出しにしている『トライアスリート屋根屋…』というところに、『瓦葺き師』という一言を加えました。

 

画像やデザインについては、変えたいなーと思っていたところに、写真を送ってもらえて、かっこよかったので、これを使わない手はないということで一気に変えました。

で、僕にとって大切なのは『瓦葺き師』という一言のほう。こないだ、講演を聴かせてもらった、石川鋳造㈱の石川社長の『鋳物料理器具創作家(だっけ?)』という肩書が、恥ずかしいけど分かりやすいなと思いまして。じゃあ、僕はなんだろうなと考えたら、一応、社長ではあるけど、それよりも職人であること、職人の中でも瓦を葺く職人、瓦葺き師だなってことで、加えることにしました。

 

瓦は並べるんじゃなくて『葺き』ます。葺くという言葉は屋根にしか使わないんですけど、葺くという言葉が使われるようになった時期は、瓦が使われるようになる1400年よりも昔に遡るんじゃないかと思います。瓦が使われる以前は草や樹の皮を屋根に使っていました。それが『葺』の草冠に残されています。そして、草冠の下にある、口や耳には、皮を寄せ集めるという意味があるそうです。僕の仕事は、人が建物らしきものに住むようになったころからある、葺き師という仕事です。