一般社団法人全日本瓦工事業連盟 青年部の総会を午前中に終え、午後はオンライン全国大会で、各都府県組合の青年部部長さんたちとグループディスカッションを行いますました。僕のグループは全部で8名くらいで、僕はあくまでもサポートとして入ります。
今回のディスカッションの内容は置いておいて、一つ感じたのは『みんな瓦が好き、瓦愛が強い』ということ。8名のうち、6名ほどが仕事では瓦しか触らないし、他の屋根材を売る気もない。残り2名も瓦が最高だというのはゆるぎないという趣旨のことを言っていました。
どんな材料や、どんな工法でも「あいつはコレが一番好きだというけど、おれはコッチが一番好き」みたいに、意見が分かれるのが普通です。でもね、屋根を葺く人たちって、みんな瓦が好きで、瓦が一番だと言います。誰一人として「カラーベストが一番」とか「板金が一番」とは言いません。それほど差があります。そしてみんな瓦を愛しています。ちょっと大げさかな(笑)でも、それくらい、みんな瓦に対して絶対的な自信を持っています。
90名くらいの参加者のグループ分けを担当したのは、僕でしたが、特に何か意図を持って、僕のグループにそういう人を集めたわけではなく、単なる偶然でした。それでも、こんなにみんなが「瓦以外は売らない」と言ってくれたということは、他のグループも同じだったのかもしれません。
こんなに職人から愛される建材って、おそらく瓦だけです。