キャンピングカーフェアのブログにけっこう反響があったので、今回は我が家がキャンピングカーを買うに至った経緯を書こうかと。先に書いておきますが、我が家の収入は普通のサラリーマンと変わりません。零細企業の社長なんて、そんなにお金持ちじゃないです。
我が家がキャンピングカーを買ったのは、今から8年ほど前。まさか自分がキャンピングカーを買うなんて、その1年前までは露ほども思っていませんでした。
その当時、僕が20年も憧れ続けた人との出会いがあり、その人がキャンピングカーに乗っていることが発覚。その人のイメージはハーレーだったのですが、そうか、キャンピングカーに乗っているんだ、似合うなーなんて思い、車種から価格を調べてみたら、意外なほど安い!こんなに安いの?と。実際のところ、オプションを何も追加しなければ400万円で買えることを知りました。倍くらいはすると思っていたのに。
そんな価格を知ってから、女房に「キャンピングカーはどうかな?」と、恐る恐る聞いてみると「私もキャンピングカーが良いかもと思ってた」と、まさかの返答。「いや、キャンピングカーだよ?ちゃんと考えたほうが良いよ?」と、僕が止める羽目に(笑) ですが、そこから話しは進みました。
当時の我が家には先代犬・小雪がいて、一緒に旅するにはペットOKのホテルに泊まるか、車中泊、あるいはテント泊しかなく、特にペットOKのホテルは高くて、何泊もするのは現実的ではありませんでした。軽のワンボックスに二人と一頭で九州を一周したり、冬山でテント泊したりしていましたが、長期間には向いていないんですよね。そこで、小雪との旅を快適にするためにキャンピングカーの購入を考えたわけです。
当初は中古車で良いと考えて、中古のキャンピングカーを調べてみると、5年落ちのキャンピングカーでも、新車で買うのとそれほど差がないことが分かりました。それでいて、欲しい装備が付いていなかったりするので、だったら新車を!となり、キャンピングカーのイベントに行ったり、ビルダーの営業所に行ったりしながら比較しました。その間に営業の方から「キャンピングカーは買取価格が下がらない」ということも聞きました。本当なのか?と疑う気持ちもありましたが、中古車の価格を見ると、確かに下がりにくそう。なんとなくのイメージで、3年くらい乗ったときの買取価格を聞いたら、ローンの残高を全部払っても、まだお金が残るのは間違いなさそう。ならば、不要だと判断したら、その時には売ってしまうことにして、購入を決めました。つまり、当初はそんなに長く乗る予定ではなかったってことです。
頭金を入れ、5年ローンを組んで総額530万円の支払いを完済。支払総額と8年乗ってから提示された下取り価格との差額は『230万円』ほど。下取り価格を提示されたときは「えええっ!マジで!?」と声が出ました(笑)
キャンピングカーは一見すると高く感じます。何泊したら元が取れるの?なんて考えたりします。が、上の下取り価格を考慮した上で、自由な旅を手に入れたと考えてみてください。ぜんぜん高い買い物ではありません。今どき軽自動車でも230万円くらいすることがありますからね。
キャンピングカーは自由をくれる乗り物です。