トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

キャンピングカーフェアで揺らぐ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

こないだ書いたこのブログ

yoshikixxtri.hatenablog.com

このブログの勢いのままに、地元・常滑で開催されたキャンピングカーフェアに行ってしまいました。現在、乗っているキャンピングカーを買ったのが約8年前で、買って以後は訪れていなかったので、なんなら9年近くぶりになるかもしれません。8年~9年前と比較すると、全体的にクオリティが上がっていて、おしゃれな車も増えています。完全に浦島太郎です。

確実に以前よりも多くなっているのは、軽自動車をベースにした軽キャンパー。

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そらもうコンパクトだし、金額的も抑えられているし、惹かれるのは理解できます。が、軽キャンパーはとにかく狭い。一人で使うなら良いかもしれませんが、二人となると、かなり狭く感じるはず。テーブルやイスの状態からベッドへと変えるときに荷物をどうするか?とか、着替えるときに立てないとか、荷物をたくさん積んだ状態ではエンジンのパワーが圧倒的に不足してしまうとか、実際に使ってみると、不満が出てくると思います。軽キャンパーはあまりオススメできません。軽キャンパーにするなら、ノアとかボクシーくらいのミニバンの普通車をオススメします。

 

次に多いのがハイエースをそのまま、内装だけキャンピングカーにしてあるもの。

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大人二人なら大丈夫かも。こちらも車内で立てないというのを、どう感じるか。あとはハイエース自体の値段が高いので、けっこう値が張ります。

同じハイエースベースでも後ろを完全に作り変えてあるものあって、こうなるとかなり広く使えます。

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ハイエースよりも小さい、タウンエースベースなんていうのもあります。

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上のキャリアに荷物を積めば、中の手狭さはカバーされそう。ハイエースにするくらいなら、かえってこれくらいのほうが良いかも。

 

ハイラックスの荷台に乗せるタイプもあります。

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ハイラックスがカッコイイので、全体的にカッコイイ仕上がりで、中も意外と広い感じです。

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問題?は一旦、積んだら、簡単には降ろせないこと。ずっと積みっぱなし。降ろしたら降ろしたで、置き場所も必要だし、重機を使わないと積み降ろしができないというのがポイント。

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超高級なキャンピングカーも展示されていました。こうなると家です(笑)

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1300万円とかします。僕を含めてほとんどの人が見てるだけでしょうね(笑)なんせデカいので、高速代もフェリー代も高くなります。駐車場も二台分とか、マイクロバスが停められるところが必要になったり。そんな小さいことは気にしないよ!っていうお金持ちだけが買えるものですね。

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キャンピングカーを見に行って、誰しもが最初に惹かれるのがトレーラーハウスとかトラベルトレーラーと呼ばれるもの。けん引免許が不要な大きさでも意外と広いし、外見がかっこいいのが多いし、モーターホームタイプよりも安く、引っ張る車を買い換えても使えるということで、メリットも多くあります。

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ただ、やっぱり駐車場が一台分、必要になることと、けん引免許が不要とはいえ、けん引するので、運転にも技術が必要だし、高速代は中型車と同じになります。僕が最も懸念するのは、雪道での下りかな。怖くて仕方ないです。

 

おそらく日本で一番売れているのが、トヨタのカムロードという、キャンピングカー専用ベース車両を使ったタイプで、あらゆるビルダーが作っています。

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横浜モータースのレガード

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なんせあらゆるビルダーが作っているので、完成度が高いものが多くあり、個性もあります。なにこのオシャレなの!っていうのも。

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最も人を集めていたのがナッツRV。

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うちのキャンピングカーもナッツRVですが、痒い所に手が届く感がすごいんです。そら売れるよねって感じ。金額的にはどのビルダーも似たり寄ったりですが、ナッツRVの車はしっかり作られているし、支店が全国にあるので、もしもの時も安心というのもあるかもしれません。


8年前に担当してもらった営業の佐藤さんは、いつの間にか営業所長になっていて、今回もお話させてもらいました。そして、8年使ったうちのキャンピングカーに対して、驚愕の下取り価格を提示してきて、揺さぶりをかけてきました(笑)いやまじで、キャンピングカーって値段が下がらないんですね…。一年に30万円くらいしか払ってないことになるじゃん。ハイエースみたいなミニバンをそのままの姿で、内装だけ作った『バンコン』と比較すると、トラックをベースにして荷台の部分を架装した『キャブコン』は値下がりしないそうです。中古車市場を見ていても、うちが新車で買ったときの同じくらいの金額で、うちと同年式の同型車が売ってますからね。びっくりします。キャンピングカー自体を高く感じるかもしれませんが、数年経っても値下がりしないということを考えると、実際にはそれほど高いものではありません。キャブコンならローンの途中で売っても支払いできちゃうし、なんなら手元にお金が残るくらい。

 

キャンピングカーのある生活って、お金には代えられない楽しさがあるし、実はお金の負担も意外と少なかったりします。