トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

先代犬・小雪との生活を5年ぶりに振り返る。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

小夏の前にうちにいた、先代犬・小雪の写真が出てきました。一枚は岐阜県白川郷近くの牛首峠でバックカントリースキーしたときで、もう一枚は奄美群島加計呂麻島で、バックパッキング中に公民館に宿泊させてもらったときのもの。

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バックカントリースキー@牛首峠

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バックパッキング@加計呂麻島

過去のブログを振り返ってみると、意外と小雪との遊びのことを書いていないので、小雪との生活について振り返ってみます。

小雪は小夏よりも一回り小柄でしたが、良く言うとめちゃくちゃ活発で、正確にはとんでもないお転婆でした。無尽蔵の体力とスピードで、雪山に連れていっては一緒に登り、スキーで滑る僕に走って着いてくるし、川に連れていけば、ずっと泳ぎつづけるし、一緒に激流に投げ出されてもへっちゃらで楽しそうにしていました。八ヶ岳の最高峰、赤岳山頂に登ったときには、他の登山者から驚かれていました。僕と女房と小雪でワンボックスの軽自動車で九州を一周したり、ときには飛行機に乗って北海道から沖縄まで旅したり。お転婆だけなだけではなくて、人間の言うことをとても理解していて、一日、山でノーリードで過ごした後には、話さなくても思っていることを理解することもありました。マジで。あーーー、小雪が山でクロスズメバチの巣を突っついて、数十箇所を刺されて動けなくなり、担いで下山したこともあったなぁ(笑)23キロもある犬を担いで下山するって大変でした。

そんな犬連れのアウトドアでの遊びに注目してもらい、犬のアウトドアグッズ専門ブランド『ラフウェア』の代理店からスポンサードを受けたこともありました。思えば、仕事で文章を書き、写真を撮ったのはあれが初めてのことで、けっこうその後に生きる経験でした。

僕にとって小雪は特別な存在で、主従関係というよりも相棒でした。あんな経験をさせてくれる犬に出会うことは、今後は無いと思います。僕と小雪が特別な関係になれたのは、けっこう危ない遊びを共有したからかもしれませんが、そこまでの経験をしなくても、ちょっとした低山なんかで、一日かけて遊んでみると、犬との絆は間違いなく深まるのでオススメです。

 

小雪が虹の橋のたもとに行ってからもうすぐ5年。やっと書くことができました。