天元台スキー場を最後に山形を後にし、向かったのは再び新潟です。山形から新潟の県境にかけては凄い雪で、至る所で除雪車が出動し、事故っている車も見ました。この日は旅館に泊まる予定で、チェックイン予定に遅れそうだけど、そんなことを気にするよりも安全運転に集中です。
通常なら3時間くらいで到着するはずの道程を、4時間半ほどかかって新発田市(しばた)の月岡温泉、広瀬館に到着しました。
女房が予約した旅館ですが、女房も僕も大きなところより、小さなところが好きなので、こういうところになります。
広瀬館自体は大きくはないけど、客室はめちゃくちゃ広いです。
20畳以上の部屋に、さらに書斎のような部屋もくっついています。仕事もはかどりそう。仕事なんてしないけど(笑)
大浴場はそれほど広くないけど、熱い翠色のお湯が嬉しいです。
実は大浴場以外に貸し切り露天風呂があって、そっちがすごいんです。露天風呂の前に客室みたいなのがあって、ゆっくりすることもできます。洒落ています。
露天風呂は5~6人でも入れるほどの広さでぬるめのお湯。がんがんに雪が降っていて寒いので、洗うことはできず、ゆっくりとお湯に入るのみでした。
ご飯ももちろん素晴らしいものでした。
お造りには大間のクロマグロの赤身、中トロ、大トロが。
すき焼きは国産黒毛和牛A4です。
そしてやっぱり一人前ずつ、お釜で炊いたご飯が美味い!
新潟の宿はとにかくお米に力が入っていますよね。素晴らしい。
もちろん翌朝には雪の中を朝ラン。月岡温泉の中をうろうろしました。それほど広くない温泉街なので、すぐに走り終えてしまうけど、往復したり、脇道に入ったりして、距離を稼ぎますが、そうすると、おそらく若い人たちが頑張っているようなお店を散見できます。
こういうのはどこの温泉街にも見られることで、みんな地元を盛り上げようとしているんですよね。わずかですが、その心意気に応えるべく、美味しそうなものを買って帰りました。
朝ランで一汗かいたので、大浴場でゆっくりと温泉に浸かりましたが、集めのお湯が気持ちよくて、もう出たくなくなっちゃうんですよね…。
朝ごはんもシンプルながらも美味しくて、2回のお代わりでお腹いっぱいです。旅館の朝ごはんて美味いですよね。
小さな旅館で良いお風呂と美味いご飯。こういうのを幸せに感じるあたりは、さすがに今年で50歳になる大人だなと思います(笑)でも、まだまだ安定する気はありません。