トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

奥信濃100の失敗を振り返る。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

信濃100(山の中を100キロ走る大会、事情により75キロに変更)の失敗を振り返ります。

DNFを選択した最大の理由は熱中症

24キロ地点で一度、座ったときに手の指先が痺れていることで、脱水状態であることに気づきました。湿度は高くても、普段の生活圏と比較すると気温が低いので、汗の量ほど暑さを感じず、スタートから第1エイドまでの、1時間45分の間に500ミリリットルしか飲まなかったのが最大の失敗でしょう。あれだけの汗をかいていたら、腸が2時間で吸収できる最大量の、1リットル近くを飲む必要があったと思います。飲みたくなくても、10分に一度、100ミリリットル弱の水分補給を意識しないといけません。水分を吸収するためには、もちろん塩分の補給も大切です。

 

圧倒的に練習不足

4月のUTMFが中止になってからテンションだだ下がりで、さらに5月の比叡山国際トレイル、6月のフェアリートレイルと連続キャンセル。そら練習する気になりませんて。っていうのもありましたが、捻挫と坐骨神経痛でまともに走れず。特に急坂とか階段の練習ができませんでした。僕のメイン練習は坂道ダッシュなのに、それができなかったのがキツかった。盆休みの雨続きも影響しました。大会2週間前ともなれば、ケツが痛いとか言っていられないので、八ヶ岳で走りこむ予定だったのが、完全に計画崩壊。例年だと山で走りこみ、歩けないほどの強度の筋肉痛を乗り越えてから、トレランシーズンに入るのに、そんな環境に身を置けませんでした、おかげで登りも下りも筋力不足を実感しました。やっぱり筋肉痛は大切です。

 

前夜に食べ過ぎ

前夜は炭水化物を多めに摂りますが、飯山市内にある定食屋『食堂なかまち』のボリュームにやられました(笑)信州野菜味噌ラーメンがあんなに多いと思っていなくて、さらに追加したおにぎりもデカくて。ラーメンもおにぎりもめちゃくちゃ美味しくて驚いたけど、食べすぎなのは間違いなく、お腹の調子を壊しました。超長距離耐久スポーツにおける内臓の調子は、筋力以上に大切かもしれません。前日は控え目くらいでちょうどいいですね。

 

移動日のトラブル

キャンピングカーのエアコンが壊れたんですよねー。出戻って修理に出して、荷物を軽バンに積み替えて再出発。やっぱり焦るし、居住環境も変わります。タープ下のコットは存外、眠ることができましたが、前日トラブルは避けたいものです。

 

こうして挙げてみると、まあ、完走できるわけないですね(笑)このままでは終われないので、今回の反省と筋肉痛を生かし、100キロになるはずの来年の奥信濃100と、その前に今年の9月末の志賀高原エクストリームトレイル、まだエントリーが始まってないけど、昨年、体調をくずしてDNFしたIZU Trail Journeyを完走します。

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