常滑のみならず、全国的に問題となっている空き家。ほんと多いですよね。常滑なんていうのは、駅から東の辺り、焼き物散歩道の辺りでは道が狭くて、軽トラすら入れない場所に建っている家も多く、さすがに不便なので、同じ常滑市内でも違う場所に引っ越すという人もいます。雰囲気はいいんです。六古窯の歴史を感じられる、すごく風情のある地域ではあるんですけど、狭くて曲がりくねった坂道は、雰囲気や風情を得る代わりに不便さを受け入れる必要はあります。なので、引っ越してしまうのも仕方ないことだとも思います。
かといって、空き家になった家を放置しておくわけにもいかず、たまに家主さんが見に行くと雨漏りしているなんてこともあります。そんなときに、うちに連絡してくれる人がたくさんいます。少しだけなんですけど、やってもらえますか?とか、とにかく雨漏りだけ止めてほしい、とか、そんな風な依頼をされることが多く、可能な限りお応えしています。
数分で簡単に直せるものから、こいつぁヤバいぜ!10年前に言ってきてよ!なんてものまで、状況はいろいろですが、僕はなんとかします。もう30年近く、屋根屋をやっているし、代々受け継がれたものもあるので、たいがいがなんとかします。
空き家の雨漏り、ちょっとだけだからって、放置しておくと、建物が壊れてしまうので、ちょっとのうちに直すことをおすすめします。