奈良県の山奥に氷瀑=凍った滝を見に行ってきました。奥に見えるのは大普賢岳。
今回のルートは私有地を通るため、地権者の許可を得た、地元のガイドが同行しないと通れません。ガイド無しで入っている人を何人か見ましたが、不法侵入で逮捕されても仕方ない行為です。行ってみたい人は『青空ファン』か『ヨイヨイかわかみ』まで問い合わせてみてください。僕を経由してもらっても大丈夫です。
僕はガイドでもなく、お客さんでもない、それでもお客さん用の熱いお湯なんかは背負っていくという、中途半端な立場で参加。しんがりを着いていきました。
途中からはアイゼンを装着しますが、アイゼンを装着した後のルートも雪や氷以外に、岩も超えていかないといけないので注意が必要です。
小さな沢の流れはとっくに凍っています。
山を登ること約2時間。ついに奥に見えてきました。
奈良の山奥に、厳冬期のみ現れる氷瀑、ブライダルベールです。
温かい日が続いたり、雨が降ったりしたら、あっという間に溶けて、崩落してしまいます。
滝の裏に入ることもできます。
ドローンでも撮影しました。
この後、寒さにやられたドローンは誤作動を起こし、低空飛行中に木の枝に当たって墜落。羽が壊れました…。
ここでゆっくりとランチを食べて、下山を開始します。登山での事故は下山で起こることが多いのですが、アイゼンを装着しての下山だと、岩で滑ることがあるので、さらに注意が必要です。
重ねて書きますが、ブライダルベールへは地権者から許可されたガイドを伴わないと行くことができません。また、天候により、氷瀑がただの滝になっていることもあります。ガイドが同行しても滝になっている可能性はありますが、それでも地元に住んでいるガイドはかなり正確な情報を持っています。ブライダルベールを見てみたい人はガイドを利用してください。