たけうちよしき、48歳。ついに初めての星野リゾートです。
とはいえ、星野リゾートの中では比較的、お安く泊まれる『界 川治』です。しかも、日にち的に低価格で、さらに35%オフ。我が家はそれくらいじゃないと星野リゾートなんて泊まれませんからね。
部屋は広々。川治温泉のまちが一望できる7階です。もう快適そのもの。
前日夜はキャンプ場で風呂に入っていなかったので、到着してすぐに温泉です。川治温泉に入るのは大学時代以来なので25年ぶりとか。久しぶりに入る川治の湯は透明な青いお湯。一番好きなお湯の雰囲気です。チェックアウトまでに4回入りました。
部屋にはお風呂上りに着る作務衣と、着替えなんかを入れて持ち歩くための風呂敷があって、風呂敷はお土産に持って帰ることができます。やっぱり風呂敷はエコバッグよりもいいかも。
風呂から出たら予約してあった和紙作り体験(無料)です。
木枠とすだれを白い水に浸けて、水が切れるのを待ちます。ある程度の厚みが出るまで4回から5回ほど繰り返します。水を切るときに水平を保てないと、出来上がったときにムラが出るっぽいです。
慎重に剝がして板にぺたりと貼り、自然に乾くのを一晩待ちます。
僕のが右側で、左は他のお客さん。職種は違えど職人の面目躍如といったデキでしょう。
ついでにきな粉作りも体験。石臼で大豆を挽きます。6粒7粒を穴に入れて、ごろごろと回します。
めちゃくちゃ地味です。僕はそんなに重く感じなかったけど、女房はかなり重そうにしていました。これをずっとやるって大変です。
下の方から香りとともに挽かれた大豆=きな粉が出てきます。
ハケで集め、網で漉して余分な殻を取り除いて完成。
チャック袋に入れて持ち帰ることができます。
食事は1階の食事処です。
全室個室で、他のお客さんに会うことはありません。
飲み物のメニューはデジタル化されていて、スマホでQRコードを読み込んで見ることになっています。
ウーロン茶すらお洒落です。
クリームチーズを栃木の名産、かんぴょうで巻き、和からしを少し。びっくりするくらい美味い。かんぴょうの料理をこんなに美味しく感じたのは初めて。
当然ながら料理はすべて美味いです。
土鍋ご飯の登場です。
大きな鰤の入った炊き込みご飯です。
疲れてきたところに赤だしがほっとさせてくれました。
デザートはイチゴ。こちらも栃木の名産品。道の駅とかでもたくさん売っていました。
これは朝ごはん。
星野リゾートで感じたのはスタッフの素晴らしさです。接し方が自然で、無理がありません。朝ごはんのときに、ご飯をお代わりしたいなと思うちょっと前に声をかけてくれました。また、しっかりと情報共有ができているのか、何人かのスタッフから、キャンピングカーの中にいる小夏についての話題が出ました。犬連れでキャンピングカーの旅ですから、話題にはしやすいと思いますが、それでも何人もというのはなかなかできないことです。
設備や建物の良さはもちろんですが、ああいう接し方をしてくれるからこそ、星野リゾートのファンが増えるんだと思います。とても勉強になりました。また違う星野リゾートを、安い時期を狙って行きたいと思います。