大学生の頃に栃木県に4年間住んでいましたが、日光さる軍団に行くのは初めて。調べてみると、猿回しの村崎太郎次郎が「反省だけなら猿でもできる」で、一大ブームを起こしたのは1988年でも、僕が大学生の頃には存在しなかったようなので当然でした。
入場料は一人2,000円。
入って左の小屋では3匹の子猿たちが元気に遊んでいました。部屋全体を立体的に使って遊んでいて、めちゃくちゃ楽しそう。
有料ですが、子猿を抱いて写真を撮れるコーナーがあり、何枚でも撮影可能でけっこうな人気。印象的だったのが、担当の女性スタッフが子猿を可愛がっていて、子猿もとても懐いていたこと。やっぱりこうじゃないと。
大劇場?以外にも小さい劇場があって、こちらは撮影OK。お猿さんの演技ってすごい。
大劇場では40分ほどの舞台を見ましたが、よくもこんなに長時間、お猿さんたちが演技を続けられるものだと感心します。そしてスタッフの方々がいかにお猿さんたちを大切にしているか。動物たちって、罰では命令に従いませんからね。可愛がって、出来たら褒めるっていうことだと思います。もちろん、ナメられてはいけないんでしょうけど。
串に刺した果物を直接、お猿さんにあげることができます。200円だったかな?
お猿さんとエアホッケーで対決できます。
エアホッケーは意外と白熱します。お猿さんは下手くそなのにパワフルで、それでいて真剣で、点を入れられると、やられたのが理解できるみたいで、ちょっと怒ったりします(笑)
何度も書いていますが、動物園とかサファリパークとか、動物を見せる施設の人たちは、動物たちに対して愛を持ってほしいと強く思っています。そういった意味では日光さる軍団の人たちは、みんなお猿さんを可愛がってる感があって良かったです。まあ、そういう施設で働こうって人たちは、僕なんかよりもずっと動物好きなんでしょうけどね。
大人の入場料2000円というのは、一見すると高く感じるかもしれませんが、施設の維持費やお猿さんたちのエサ代、そして人件費を考えると決して高くないと思います。というか、ぜんぜん儲からないんじゃないかと。特にこんなご時世なので、お客さんたちは写真やエサやりにせっせとお金を使ってもらいたいです。可愛いからお金を使う価値アリです。