トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
僕が出場する予定だったUTMF(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ、約165kmのトレイルランニングレース)が、新型コロナウィルスの影響で中止になりました。
当選してからはずっと、この大会での完走を目標にして練習してきたので、やるせない気持ちで一杯です。しかし、この状況では致し方ないと思っています。
当初は3月16日に開催の可否が発表されることになっていましたが、予定が早まり、12日の19時30分よりネットで会見が行われるということになった時点で、ほぼ諦めていました。
19時30分にアクセスすると、実行委員長の鏑木さんが声を絞り出すように、しかし誠実に丁寧に、かつランナーの気持ちをおもんばかりながら話してくれました。副実行委員長の六花さんも、医師としての見解も織り交ぜながら、真摯に説明してくれました。
僕は二人の顔を見ているのが辛くなり、途中で見るのを止めましたが、お二人の、そして実行委員会のみなさんの気持ちはしっかりと伝わりました。僕も祭りの中止を決断したので、なおさらです。
今年、エントリーした人は、来年は優先的にエントリーさせてもらえるとのことなので、僕は来年の完走を目指します。一年、練習期間が増えたので、その分はしっかりと積み重ねていきます。僕はそれができるだけ幸せです。