トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

IRONMAN70.3上海、バイク編

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

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スイムをエイジ(年齢別45歳~49歳)49位で終え、長いトランジションエリアを走り、6分近くかかってトランジションを完了。やっとバイクにたどり着きました。バイクコースはド平坦、45kmの2周回です。

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地図を見ての通り、一周のうちでUターンが三回と直角コーナーが二回。小さな橋を数回、通るときにギアを1~2枚、落とすだけで、ただひたすらDHポジションでスピードに乗せていく超高速コースです。今回の補給はボトルに粉飴を炭水化物の量として計算して、1本あたり70g=280kcal程度。エイドでは水をもらって体にかけるだけにしました。

 

序盤の5kmはアップなので、とにかく抑えて抑えて。5kmを過ぎてからも一気に上げないようにして、徐々に加速。それでも最初の15kmの平均時速は36.59km/h。

なんせスイムが遅いので、コース上には抜くべき選手がたくさんいます。25kmくらいまでの間に200人以上を抜いたと思います。25km辺りからは、ポツポツと落ちてくる選手を拾いながら一人旅。心拍数155を上限に、37km/h~41km/hを維持しました。

南のUターン後に反対車線を見ると、10名ほどのパックを発見。これだけ平坦なコースだと、ドラフティング(前の自転車を風除けにする反則)集団が発生しやすいので、「ああ、やっぱり上海にもいるのか。近いうちに抜かれるな。自分の力で走れない奴らに抜かれるのは癪だけど、無視して、自分のライドに集中しよう」と考えて、そのままの速度を維持。ところが抜かれるまでに数kmは逃げて、しかもついに抜かれた選手を見ると、プロたちでした。プロはドラフティング違反ギリギリのところでパックになって走るので、反対車線から見たときにドラフティング集団に見えたようです。抜かれながら、意外と速度差が小さくて、僕もパックの最後尾に着いて(もちろんドラフティングはしない)いこうかとも思いましたが、やっぱり一人で闘うことにしました。今、思うと、レベルの高いプロと走ることによって、次元の違うスピードを維持する経験ができたかなと反省。

DHポジションで90kmを走ると、圧迫でさすがに股が痛くなってきます。たまには踏まないダンシングを入れる等すると効果的かもしれません。

 

バイクのタイムは公式タイムで2時間26分41秒とエイジ16位。エイジの順位も25位まで上げて終えましたが、あと5分は短縮したいところです。