IRONMAN70.3上海、やっとスタートします(笑)
スタートは8時ですが、5時30分のトランジットエリア(スイム、バイク、ランに切り替える場所)オープンに合わせて、3時45分に起床。フリーズドライのおにぎり二つと、味噌汁を朝食にしました。フリーズドライのおにぎりは少しべちゃっとしますが、海外での大会当日の朝食としては充分です。
股に皮膚の保護クリーム、プロテクトJ1を塗り込み、レースジャージを着用。屋外は寒いので、パーカーの上にウインドブレーカーを羽織り、ランニング用の長ズボンを履いて移動しました。宿泊先の天鵝苑からトランジットエリアまでは歩いて15分ほどです。
トランジットエリアでバイクに塩をセットするときに、ハンドルが夜露で濡れていたので、ティッシュペーパーで拭いて乾かして、養生テープで6個を貼り付けました。レース中に摂ったのは4個です。
トランジットエリアの閉鎖は7時で、その後に開会式と、今回、出場するプロの紹介がありました。ピート・ジェイコブス、キャメロン・ブラウン、ティム・ドンと、そうそうたる顔ぶれです。
スイムはローリングスタート。3人ずつ、5秒おきにスタートしていく方式です。ちなみに水の色はこんな感じ。
緑色というか、茶色というか。噂に違わぬ色です。
大切なことを忘れていました。スタート前にスイムアップすることはできません。いきなり飛び込んで泳ぐことになるので覚悟してください。僕はアップ用シューズを持参していたので、25分ほどのランで一度、心拍を上げておきました。
スイムは湖というか池みたいなところがコースで、目標になるものは一切ありませんが、大きいブイが比較的、こまめにあるので、コースを見失うことは無いと思います。ただ、左にブイを見ることになるので、右呼吸の人(僕も)は少し見にくいかも。
そして、水の濁りがきつくて、自分の指先も見えないほど。隣を泳ぐ人なんて全く見えないし、ドラフティングもほぼ不可能でした。
余談ですが、この池は水深が浅くて、足がつきます。途中、スイムキャップが脱げかけて、立ち泳ぎして直そうとしたら、いきなり足がついて驚きました。
そんなこんなで苦手なスイムを終えるわけですが、スイムのゴールは桟橋にかけられた梯子を登ります。梯子を登るときにはボランティアが手をとってくれます。
こんな感じで支えてくれます。こんな格好なのに、奇跡的に見つけてくれた雨宮さんが写真を撮ってくれました。
スイムは公式記録で40分55秒。2分09秒/100mという激遅タイムでした…。