トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ドローンで撮った、お寺さんの鬼瓦とのツーショット。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

お寺さんの屋根に上ってきました。いや、まあ、ちょいちょい上ってはいるんですけどね。お寺の屋根には鬼瓦の他にも、獅子や牡丹の巴蓋というのが乗っていることが多いのですが、今回は牡丹が倒れかけているということで、とりあえず行ってきました。

↓このお寺さんです。下から見ると牡丹はこんくらいの大きさですが

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並んでみるとこんくらいの大きさがあります。けっこう大きいです。さらに言うと、このくらいの大きさになると、けっこう重いので、作業も慎重になります。

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そして、上に見える棟。下から見ると、なんてことない高さに見えますが、並んでみると、こんな高さがあります。

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けっこう急です(笑) この急なところに棟を積むときは、足場をしっかり組んで積んでいきます。そして、僕の背後に見える鬼瓦。下から見ると、そんなに大きく見えないけど、こんなに大きいんです。

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脚の先端から頭の天辺まで1m50cmくらい?たぶん10個くらいのパーツで構成されています。今だと、うちなら下で組んで、クレーンで吊って上げますが、この時代だと、1個ずつ担いで上げて、屋根上で組んだはず。片方を組むだけで一日かかっちゃいそう。それはそれは大変な作業なんですけど、なんか想像しただけでもワクワクしちゃうのが、職人の不思議な感覚です。ちなみに京都とかのでっかいお寺さんの鬼瓦になると、この5倍くらいのデカさが当たり前だったりします。

 

ドローンを使うようになって、いつか撮ろうと思っていた、でっかい鬼瓦とのツーショットをやっと撮ることができました。またどこかのお寺さんで撮ってみますね。