一昨日のブログ
で、最初にチラッと書いた、8年ぶりに会うお客さんというのは、この人でした。
ジムさん。ミネソタ州ミネアポリスの高校で、美術の先生をやっています。8年前に焼き物の勉強で常滑を訪れたときに、うちに一か月ほどホームステイしていたんです。で、夏休みの旅行で8年ぶりに日本に来るということで、夫婦で来てくれました。8年前にジムさんが過ごした和室を見てもらい、積もる話しというか、思い出話しもたくさんしました。暑い夏を自転車で常滑西小学校で通ったり、NHKの取材を受けたり、八ヶ岳に登りに行ったり。あのひと月は素晴らしい経験でした。
そうそう、ジムさんがプレゼントだと言って、くれたのがこれでした。
はじめは「自転車用のライト?なんで?」と不思議だったのですが、思い出しました。当時、ジムさんが自転車を駅に置いて出かけたときに、自転車に着けてあったライトが盗まれたということがあって、ジムさんが本当に申し訳なさそうにしていたんです。別にジムさんが悪いわけじゃないんですけどね。それを覚えていたジムさんが、半分、冗談でプレゼントにライトを選んでくれたってことでした。
他にも日本人はトランプ大統領についてどう思うかとか、国民健康保険についてとか、それも全部、英語で話しました。奥さんは食べ物とかなんとかの大学教授で、トライアスリートの食事や回復に対して興味津々で、これも数少ない手持ちの単語を総動員して、可能な限り伝えました。中学英語で政治や保険の話しは難しい!それでもジムさんは「アメリカ人で日本語を話せる人はほとんどいないけど、日本人の多くは英語を話せるからすごいよね!」と言っていました。確かにジムさんが話せる日本語は「ワタシハニホンゴガスコシハナセマス」という一文だけでしたからね…。そんな言葉だけなら覚えてくるなって…。
近いうちといっても、数年のうちにはミネアポリスに遊びにいきたいと思います。なにやら冬はとんでもなく寒くて、湖が凍るほどらしいのですが、それはそれでクロスカントリースキーで遊べるし、夏はカヌーで遊べるしと、僕にとっては天国のような場所らしいです。