気象庁としては、週末に台風の影響が出るということで、まだ梅雨明け宣言していませんが、梅雨は梅雨、台風は台風なんだから、さっさと梅雨明け宣言しちゃえばいいのにね。誰も困らんでしょ。実質的には梅雨明けしてるんだし。
ってことで、屋根屋にとっては一年で最も辛い季節の到来です。岐阜県の多治見では、早くも36度を超えたということで、一気に夏本番です。僕も屋根に上るときには、ついに空調服を着ました。
屋根の上だけでなく、現場で作業する人の間では、数年前から使われるようになってきた空調服。うちでは2年前から導入して、今シーズンで3年目になりました。僕が使っているモデルは、腰のところに着いているファンをバッテリーで動かして、外の空気を内部に送り、フードの中まで届けるようになっています。見た目とは裏腹に、けっこう涼しくて、体感温度で5度くらいは低いんじゃないかと。バッテリーも8時間くらいは保つので、一日の作業なら、バッテリー一個で事足ります。
愛知県というのは、全国的に見ても暑い地域で、しかも湿度が高くて蒸し暑いのが特徴です。最高気温35度なんて当たり前。39度、湿度80%なんていう日もあるので、少しでも楽に、まあ、空調服を着ても、楽ってことは無いんですけど、少しでも体の負担を減らすようにしないと、良い仕事どころか、ぶっ倒れちゃいますからね。