五島長崎国際トライアスロンの旅、ついに完結編です。っていうか、番外編です。
五島では昨年のIRONMANグレ以来でミナコさんと再会しました。僕にとって、今のところ、ただ一人、トライアスロンの会場で「ブログ読んでます」と声を掛けてくれた人。Facebookの投稿で、ミナコさんがランの大会の応援?でセーラー服を着ているのを見て、冗談で「五島では正装でゴールを出迎えてくれるわけですね」と書いたら、一足先にミドルを完走したミナコさんは、まさかの正装でお出迎えでした。
もう一枚ありますが、そっちはアレなので自粛。一人で立っているミナコさんを見て、ボランティアの野郎どもがヒソヒソと「AVの撮影?」と言っていたとかいないとか…(笑) ミナコさん、いろいろと大変な時期を乗り越えて、いや、乗り越える途中なのか?にも関わらず、ミドルのくせに長いミドルを見事に完走。おめでとう。なぜか僕も嬉しかったし、けっこう感動しましたよ。すごい人だ。
我が家やうちの職人さんにお土産を買おうと思っても、あまりピンと来なくて、五島ではボリュームのあるものを買えませんでした。で、長崎といえば、やっぱりカステラだろうって長崎港に戻ってからカステラを買いにいきました。港からすぐのところには文明堂総本店があります。
が、文明堂では芸が無いので、初体験の路面電車に乗りました。
実は路面電車に乗るのは初めて。乗り方というか、お金の払い方がわかりません。僕の前に乗り込んだ人たちは、なにやらカードをピッとやっていますが、僕は何も持っていません。整理券も無し。やべえ…。どないなっとるんや…。と謎の関西弁で戸惑うこと数十秒。辺りを観察し『料金130円』という記載を発見。どうやら全線乗っても130円らしい。そして、次の駅で降りる人が現金で払っているのを目撃。OK。130円を現金で払えば良いんだな。ちなみに事前に両替しておかなかったお客さんが「停まる前に両替しておいてください!」と、まあまあ強めに運転士さんから叱られていました。路面電車って確かに、次々と来るので、一台が停まっていると、渋滞みたいな状況になっちゃうんですよね。路面電車に乗る人は、早めの両替にご協力くだされ。
長崎港の真ん前、大波止(おおはと)の駅から乗って5駅。思案橋という、なんか素敵な名前の駅で、ばっちーんと130円を支払って、堂々と下車。思案橋までは歩いても1キロくらいだけど、けっこう暑いし、ロングの後で疲れているし、荷物は重いし、130円なら乗っちゃいますね。路面電車って旅情があるから、ちょっとした距離でも乗っちゃうな。
思案橋からは、こんな路地の近くを歩きます。長崎らしい雰囲気があります。
思案橋から150メートルくらいの目的地近くには、雰囲気の良い交番がありました。
こういう建物は守ってほしいなー。旅感がすごく出ますね。
この交番からすぐ、30メートルも歩くと到着したのがここ。
福砂屋さんです。すでに建物がかっこいい。老舗ぜんとしています。お店の歴史は140年。建物自体も100年を超えているとのことです。
語弊を恐れずに言うと、たかがカステラ屋さんなのに、一客に対して一人の店員さんが対応してくれます。すごい老舗感。そして僕の担当をしてくれた店員さんは、めちゃくちゃ美人さんでした。さすがは昔から海外に開かれていた港町って感じです。0.6号というサイズを6本、購入して、お店を後にしました。うちに帰って食べましたが、ザラメしっかりで美味かった!わざわざ行った甲斐がありました。
長崎港では飛行機まで時間があったので、買い物以外にもお風呂に入ったり、マッサージを受けたりしました。長崎もまた訪れたい街です。