後悔、先に立たず。
案ずるより産むが安し。
やらずに後悔するより、やって後悔しろ。
全部、同じような意味合いの言葉で、後先考えている時間があるなら、やってから考えろって雰囲気ですが、ずっと、いまいちピンと来なかったのです。
この間、Facebookを見ているときに、どんな人がいるのかなと友達から友達へと、なんとなく渡り歩いていたときに、医師でトレイルランナーという女性にたどり着き、なかなか面白いことを書いていたので読み進めていきました。
そこに書いてあったのが、この言葉。
『やってしまった後悔はだんだん小さくなるけど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる』
元は、その医師トレイルランナーの高校の先輩に当たる作家さんの言葉とのことです。医師トレイルランナーは、その言葉を胸に在学中に走りまくり、転びまくりながらも、がむしゃらに駆け抜けたと書いていました。ずっと腑に落ちなかった後悔の仕方。やっとピンと来る言葉に巡り合った感じです。
僕はやってみたいと思ったことはやらずにいられない性質で、次から次へといろんなことを突き詰めてやってきました。そうなんです、やってしまったことの後悔はすぐに笑い話になるし、いつかは忘れてしまうけど、やらなかったことはずっと残っていて、やろうと思ったときには手遅れかもしれない。心のどこかで、そう感じていたのかもしれません。
まあ、バックカントリースキーをしているときには、やっぱり危険な瞬間もあったりして、やばかったなー、止めとけば良かった、と思うこともありますが、それも経験として、その先の人生(?)に生きてくるはず。たぶん。きっと。おそらく…。
そんな怖い思いなんて、心配しているヒマがあるならば、やってみてから笑い話にしてやろうと、改めて感じた言葉でした。
常滑の焼き物散歩道にいた猫。動物は荒んだw心を癒してくれます。