トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

トライアスロンの応援は力を与えも、もらいもする。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

長良川ミドルトライアスロンでは、たくさんの応援を頂きました。

カミハギサイクルの上萩社長、磯部さんを始めとするマルハチの方々、チームメイトの酒井さんと仲間たち、生せんべいの田中さんと祭衣装屋の鈴木さん、鹿島さんとガリオリ夫妻他、多くの友達も来てくれました。

 

不甲斐ない結果(とはいえ、公式記録によると3分の1位内には入っていました)になってしまいましたが、みなさんの応援は本当に力になりました。

 

スイムのときには鹿島さんとガリオリが見えて手を振ってみて、バイクではいろんなところにいる仲間から「たけうちー!」「よしきー!」と呼び捨てと鳴り物で応援してもらい、ランでも「フォームが戻ってきたよ!」とか「前を追え!捕まえろ!」と声援をもらいました。

 

ゴール後は僕も応援に回りました。写真は左から鹿島さん、オリ、ガリ。

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三人はスタートから最後の一人がゴールするまで全員を応援し続けました。中にはゴールの手前で一度止まり、帽子をとって深々と頭を下げる選手もいたし、ゴール後の選手たちは三人に「応援ありがとうございました」「力になりました」と御礼を言って帰っていきました。そのときは苦しくて応えられなくても、応援は選手みんなに届いています。

 

最後の選手がコースの見えるところに姿を現したとき、残された時間は4分ほどでした。おそらくゴールまでは300m~400m。この時間に走っている選手にとって残り時間は残酷なほど短く、ゴールのテープまでは果てしなく遠く感じます。果たして間に合うのか。その選手は過去に2度、長良川ミドルトライアスロンに出場して、2度とも制限時間に間に合わなかったというアナウンスがあったので、僕は「無理すれば間に合う!諦めるな!」と叫びました。声が届いたのか彼はペースを落とすことなく、着実に歩を進めて花道へ。

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観客は減ってしまいましたが、今、その場にいるのはマーシャルも含めてみんながトライアスリート。選手の気持ちは誰よりも分かっています。

 

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最後の選手がゴールテープを切ったのは制限時間の15秒前。彼の3年越しの挑戦はついに成し遂げられました。やっぱりトライアスロンはゴールするだけでもすごいことなんですね。感動しました。最後まで応援したことにより、駐車場から出る渋滞にハマって大変でしたが、もしかしてあの声が届いて、彼の挑戦の後押しができたのであれば、渋滞にハマった甲斐もあるってものです。

 

応援してもらうのは力になるし、応援する側もたくさんのものをもらえます。