トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

昔の常滑は焼き物の煙が凄かったのです。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

常滑は今も昔も焼き物のまちで、至る所に焼き物の工場や工房があります。今でこそ工場から出る煙は煙に見えないほど綺麗な状態になって排出されますが、その昔は真っ黒な煙が煙突から立ち上っていました。当時の様子は「空を飛ぶスズメがカラスになる」と表現されるほど、常滑の焼き物は盛んにだったようです。

 

そんな常滑の中でも、比較的、常滑駅に近いエリアの屋根には、その時代の名残がまだまだ残っています。どういうことかと言うと…

f:id:yoshikixx:20180522191400j:plainこんなふうに修理に行くと…

 

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瓦の隙間に入り込んだススで手が真っ黒になります(´・ω・`)

手袋をしていてもこんな状態なんですけど、これだけでは済まず…

 

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顔もススだらけになります。

場所によってはススが溜まっていたりするので、もうどうしたってススまるけになります。もちろん服だってススだらけ。

 

仕事をしていると「常滑で仕事してるな。これも常滑の歴史だな」と実感します。常滑の瓦屋根は僕が守ります。