常滑にはとても狭く、入り組んだ道がたくさんあります。栄町とか陶郷町とかいったあたりでは、軽トラックでも入れないほど細く、曲がりくねり、急な坂道があり、『やきもの散歩道』として、風情ある観光地にもなっています。
が、そこに住んでいる人たちもたくさんいて、うちはそこにある家の屋根の修理もたくさんしています。この日も雨漏りを見てほしいという依頼を受けて行ってきましたが、住所を聞いた時点で軽トラックが入れる確率5割wなので、とりあえずできるだけ近くの、確実な場所に車を置いて歩いていきます。
実際には行ってみると、反対側からなら軽トラックで家の前まで行けたりすることもありますが、最初の一回目は安全策をとらないと、にっちもさっちも行かなくなることがあります。
実はこうなると、悪徳訪問業者が来なくなります。だって、車で近づけないからw あいつら車で片っ端からまわりますからね。車が近づけないと来ないんですよね。
こういう地理的に困難がともなう現場の工事って、地元業者じゃないと難しいことがたくさんあります。僕の場合は知り合いがたくさんいるので、困ったときは近所の知り合いに声をかけて、協力してもらうこともありますが、地元じゃない人なんてどうするんでしょうね。こういう難しいところこそ、地元業者の活躍の場所なんだと思います。
