トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

悪徳業者に狙われる団地の特徴。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

悪徳業者に脅されたと連絡あり。

常滑市の北中部にある多屋団地に行ってきました。団地と言っても集合住宅ではなく、造成地に戸建て住宅が集まっているところです。数年前の台風で瓦が浮いたときに修理させてもらったお客さんから「通りがかりの業者から写真を見せられて、このままにしておくと雨漏りすると脅された」という連絡でした。こういうときはだいたい何もありませんが、行かないわけにはいかないので、数日後に訪問しました。

ほとんど見えない屋根面のどこが悪いのか…。

お客さんに業者からどんなことを言われたのかと事情聴取しながら、下から見てみると、案の定で何もありません。「瓦が下がっていて、このままだと雨漏りする」と言われたとのことですが、ほとんど見えない屋根面のいったいどこが下がっているのやら…。

造成されて50年くらいの団地が狙われやすい。

多屋団地には築50年くらいの建物がたくさんあり、悪徳業者にとっては一度に効率良く訪問できるので狙いどころなんだと思います。手当たり次第に訪問して、適当なことを言って、ひっかかれば儲けもの。そもそも嘘だから、仕事もめちゃくちゃで、最近、聞いた話では、YouTubeを参考にしながらやっているヤツがいたとか。常滑市だけではなく、いろんな地域にバブル以前につくられた団地があると思います。悪徳業者はそういうところを狙っているので、気をつけてくださいね。