トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

自分が職人の代表だという意識を持つことが大切なんだ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

祭りの板洗い(打ち上げ)に行ってきました。

十年くらい前に大谷に引っ越してきて、大谷の祭りが好きになり、親子で参加してくれているキムラくんが「あの人って、何歳ですか?」とヒデヨについて聞いてくるので「おれと同級生だよ」と答えて、改めて紹介しました。なんせ祭りは1年に一回なので、祭りで顔を合わせることはあっても、そんなに話す機会が無い人、詳しく知らない人っているんですよね。僕も二十代の子たちとは、ほとんど話したことないし。

ヒデヨは外見が怖い。

キムラくんがヒデヨとそんなに話したことない理由はもう一つあって、ヒデヨの外見が怖いっていうのがそれ。僕は幼なじみだから全然怖いとは思わないけど、知らない人から見たら怖いのは間違いありません。何も怖い感じにする必要ないし、怖がられていいことはないし、怖がられたって損するだけなのにね。

「話してみたら良い人」なんて意味がない。

昔と比べるとずいぶん少なくなったけど、職人の世界には怖そうな外見の人がいます。僕は子どもの頃に、うちで働いている怖そうな外見の人が苦手だったし、だからこそ僕は外見に気を遣っています。うちのお客さんも「屋根誠さんは職人なのに怖くないから」と言ってくれる人がいます。「話してみたら良い人」なんていうのは、話してみないとわからないんですよね。

自分のイメージ=職人のイメージ

僕はよく悪徳訪問業者について書きますが、悪徳業者の特徴に「怖そうな見た目」というのはありません。悪徳業者はいたって普通の見た目をしています。そりゃね、これから騙そうっていうのに、いかにも悪そうな見た目で来るヤツはいませんよね。でもね、考えてみてください。見た目が怖い人と、普通の人ならどっちの話しを聞こうと思うか。怖い人なんて避けたいですよね。僕たち職人は悪徳業者を悪く言うだけではなく、自分たちのイメージも良くしないといけない。お客さんにとっての『職人のイメージの代表は自分』だってことを意識しないといけないと思います。