古民家の雨漏りならお任せあれ。
1日で2軒の雨漏り関係です。1軒目は築70年くらいの僕の得意なやつ。屋内から雨漏りしている場所に目ぼしをつけてから屋根に上がり、そのあたりを見てみます。瓦が割れているのがわかりますか?ど真ん中あたりです。
赤丸で囲んだのが割れている箇所です。
隣の瓦をめくってみるとわかります。
隠れている場所ですが、小雨程度なら雨漏りしないようなので、ほぼ正解でしょう。
置いてあった予備の瓦を一部、欠かして大きさを調整してから葺き戻して完了です。
古い建物は雨漏りしても、場所の確定も簡単なら修理するのも簡単です。とはいえ、これだけ古い建物の屋根となると、今の若い人には修理できないかも…。
2軒目は超ハイグレードな雨漏り。
2軒目はトライアスロン仲間からのヘルプ要請。築25年程度の比較的新しい建物ですが、新築してしばらくから雨漏りが始まって、建てた業者に見てもらっても原因がわからず、ずっと困っていたとか。いつか僕に相談しようと思っていたけど、家が遠いのもあって先延ばししていたみたい。この日はうちの事務所に来てくれて、写真から雨漏りの原因を予想しました。が、雨漏りしている箇所は屋根ではなく、外壁なのかサッシなのかバルコニーなのか、とても難しいところ。超ハイグレードな雨漏りなので、可能性を伝えるのと、まずは天井に点検口を開けることを提案し、あとはトライアスロンの話に終始する感じで。それでも話しただけでも、気分が楽になり、少し進むきっかけを得たようでした。
雨漏りしたら、まずは誰かに話してみよう。
雨漏りの修理には簡単なことと難しいことがあります。それでも、まずは業者に相談しないと何も始まりません。様子を見て直ることもありません。雨漏りしたら、まずは信頼できる人に相談してみると良いと思います。その人が建築関係の業者じゃなくても、その人の知り合いに良い業者がいるかもしれません。雨漏りしたら、まずは相談です。