トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

友だちに紹介して、オススメできる同業者がいるのは簡単なことではない。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

同業者を友達に紹介するということ。

隣県に住む友達から、屋根の修理について相談がありました。隣県と言ってもうちからだと高速道路を使っても1時間以上かかるし、僕が行くことはできるけど、かなり割高な料金をいただかないと赤字になってしまうので、さすがに行けません。というわけで、ちょうどその市にいる、一般社団法人全日本瓦工事業連盟青年部で繋がった、仲良しの同業者を紹介しました。

業者の紹介は簡単なことではない。

と、隣県の同業者を紹介することを簡単に書いているようですが、実はそんなに簡単なことではありません。だって、屋根屋なんて中小企業どころか、零細企業とか個人事業主でしかありません。どこかで繋がる努力をしていなかったら、誰も知らないまま、誰とも繋がらないままで終わります。ということは、他の人がどんな思いで、あるいはどんなレベルで仕事をしているかも知らずに終わるということです。

信頼に値する人しか紹介できない。

僕は昔から、いろんな団体に入れられて(消極的に)、同業者、異業種のいろんな人と繋がってきました。おかげで、この仕事ならこの人、という人がだいたいの職種にいます。もちろん中には合わない人もいますが、合わないというのは性格ではなく、仕事に対する姿勢とか考え方が合わないわけです。となると、そんな人を紹介するわけにはいかなくて、紹介できる人がいるというのは、単なる知り合いとか、知っているだけではなく、その人がどんな人かを理解して、信頼に値する人であることが前提になるわけです。

団体や組合は旧態依然としているばかりではない。

僕も逆に隣県の人から「そっちに住んでいる人に紹介していい?」と言ってもらったことがあり、そういうのってとても嬉しいことなんですよね。金額の問題じゃなくて、同業者から信頼してもらっているという嬉しさです。いろんな団体とか組合とかって、旧態依然としたイメージがあるかもしれませんが、それはただ加盟しているだけの人のイメージだったりするような気がします。その中に入って、積極的に活動していると、やっぱり考え方もしっかりしてくるし、それまでとは違った視線で仕事を見るようになったりするし、面白い人、信頼できる人と繋がったりもするということですね。