トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

トイレから始まる国際交流

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

朝8時半。常滑の『やきもの散歩道』を現場の下見で歩いているときです。やきもの散歩道は軽トラックすら入れない細い道が入り組んでいるので、少し離れたところに車を置いて歩いていくことが、ちょいちょいあります。

このへんを歩いていると

片言でトイレの場所を聞かれる

正面から歩いてきた、カメラを抱えた人が「トイレ、ドコ?」と片言で聞いてきました。わざわざ聞いてくるわけだし、表情を見ると、まあまあ切羽詰まった感じだったので、一緒に探すことに。近くの案内看板にはトイレマークがいくつか。

やっぱり廻船問屋 瀧田家か。瀧田家はうちが25年くらい前の大規模改修で、屋根工事を担当した施設です。

瀧田家前の急坂。

が、瀧田家の門は閉じられた状態です。

トイレから始まる国際問題

営業時間9時半からで、このときはまだ9時前。そりゃ閉まっていて当然です。とはいえ、他の施設も似たようなものだし、開いている施設やトイレが遠いのはわかっているので、それでは間に合わないw可能性もあります。そんなことになったら国際問題ですよ!

よく見ると門扉に少しすき間があるので、手をかけてみると、すらりと開きます。もしかすると誰かいるかもしれないと思い、中に入ってみると一人発見。トイレを使わせてほしいとお願いして事なきを得ることができました。

トイレから始まる国際交流。

意外と多いやきもの散歩道の外国人観光客。ついこの間、やきもの散歩道の家で屋根の修理をしていたときも韓国人の団体がいたし、欧米系はよく見るし、今回は中国人だったし。トイレ問題を国際問題に発展させないためにも、実はトイレをたくさん作っている町でもある常滑だからこそ、トイレから始まる国際交流を大切に(?)したいものです。