トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

我がまち常滑が舞台となった『泣きたい私は猫をかぶる』がネットフリックスで配信開始!見るべし!

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。と名乗っているワタクシなので、生まれも育ちも常滑です。大学の四年間と、名古屋の(資)岡戸建材店さんで仕事の修行をさせて頂いた二年間を除けば、ずっと常滑です。常滑といえば、焼き物のまちです。越前、瀬戸、信楽丹波備前と合わせた日本六古窯の一つで、その中でも最も歴史があり、平安末期までさかのぼります。特に土管や衛生陶器、タイルといった建材や植木鉢や急須が有名で、近年では光ファイバーを通す管として使われています。

常滑はときおり映画の舞台になってきました。古くは寅さん。僕が高校生だったころにはビーバップハイスクール。近年だと20世紀少年の撮影も行われました。焼き物がそこいらにあり、狭い坂道で構成された焼き物散歩道というのは画になるんです。

そんな我がまち、常滑が再び映画の舞台になりました。

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アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』です。この画像の場所は土管坂。地面に滑り止めの土管が埋められ、壁には焼酎瓶。実はうちが施工した建物の屋根も描かれています。

nakineko-movie.com

「笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった・・・。実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる・・・」というのが、公式サイトに書かれているストーリー。

予告編を見ただけで「ここってあそこじゃん!」という場所がたくさん。ネットフリックス限定の映画で、僕はネットフリックスには加入していないけど、これを見るためだけに加入しようと思います。そしてついでに、あくまでもついでにマイケルジョーダン『ラストダンス』を見よう。

年間30万人も訪れる焼き物散歩道が舞台となっている映画です。魅力がわかってもらえると思うので、ぜひ見てください。