2021年4月、僕は名城大学理工学部建築学科、木造建築サークルの学生たちと淡路島を訪れました。目的は淡路の瓦師・道上大輔さんの話しを聴いてもらうこと。そのときの模様は下のブログから。
僕はあのときのことを鮮明に覚えていて、また学生を連れて淡路に行きたいとずっと思っていたのですが、なかなかきっかけを得られずにいました。が、当時もきっかけになった常滑のゲストハウス『Tokorangi(とこらんぎ)』に行ったときに、そのとき淡路に行ってくれた学生の一人が遊びに来ていて、今の学生に繋いでもらいたいと伝えたら、すぐに動いてくれて、現在の木建サークルの学生と話す機会を作ってもらえました。
メモを取りながら真剣に聞いてくれました。
当時、淡路に行った先輩から、わけも分からずに常滑に行けと言われ、知らないおっさんと話すわけですから、緊張もしたでしょう。僕もできるだけ和やかな雰囲気になるように心がけましたが、メモを取りながらとても真剣に話しを聞いてくれました。
僕が学生のころなんて、こんなに真面目じゃなかったし、すごくしっかりしているんですよねw 当時、仕切ってくれたももちゃんが、しのちゃんを送り込んだ理由がわかります。
建築、屋根以外にも、SNSやブログの使い方について等、2時間びっちりと話しまして、なんとか思いは伝わったようで、2024年2月か3月に再び淡路島に行くことが決まりました。
瀕死の瓦業界だけど。
瓦業界は瀕死の状態です。瓦は最盛期の1割しか生産されなくなりました。そんな中で僕はなんとか瓦を残していきたいと思っていて、その実際の動きの一つが、この活動です。僕には大した力はないけど、でも業界にはすごい人がいて、僕はその人に誰かを繋ぐことはできます。約3年ぶりに動き出した淡路島計画。わくわくしてきました。