
このブログを書いている時点で第4節の7戦まで、全体の約1割程度の日程を消化した2025-2026シーズンのBリーグ。わずか1割ではあるものの、今シーズンはかなり意外な状態になっているので、ここまでの各チームの戦績から振り返ってみます。今回は東地区です。

かなりの予想外。1割程度の消化とはいえ、一戦一戦の価値は序盤であろうが、終盤であろうが変わりないので、今後に響くのは間違いありません。各チームの所見は以下に。
- 1位:千葉ジェッツ
- 2位:宇都宮ブレックス
- 3位:仙台89ERS
- 4位:サンロッカーズ渋谷
- 5位:レバンガ北海道
- 6位:アルティーリ千葉
- 7位:群馬クレインサンダーズ
- 8位:アルバルク東京
- 9位:越谷アルファーズ
- 10位:横浜ビー・コルセアーズ
- 11位:川崎ブレイブサンダース
- 12位:茨城ロボッツ
- 13位:秋田ノーザンハピネッツ
- 全体として
1位:千葉ジェッツ
7勝0敗
唯一の負けなし。クリストファー・スミス退団でどうなるかと思ったけど、新加入のナシール・リトルも良い感じだし、渡邊雄太がバキバキっぽいので、健康ならこのまま行くんだろうな。予想以上に強いイメージ。
2位:宇都宮ブレックス
6勝1敗
1敗は千葉J相手に3点差。さすがに強い。高齢者チームなので後半が近づいてどうなるか?だけど、こちらも予想通り。
3位:仙台89ERS
5勝2敗
東地区の台風の目。千葉Jに連敗したものの、三遠に連勝。第2戦は渋谷でくすぶっていた船生による逆転レイアップに燃えた。メンバーは大きく入れ替わり、HCも代わり、前シーズンとは別のチームと言ってもいい。でも、真価が問われるのはこれから。
4位:サンロッカーズ渋谷
4勝3敗
ほぼ予想通り。三遠に1敗と長崎に2敗なので、そこまで悪くないのかな。ハーパーjr.がベンドラメからエースPGの座を奪い取ったら面白いかも。
5位:レバンガ北海道
4勝3敗
だいたいこんな感じの予想だけど、5割かなーと。富永啓生とオカフォーの加入により、前シーズンとは違うチームになった。ただ、読めない。富永自体に波があるので、チームにも波がある感じ。ハマれば強い。オカフォーが早くBリーグのレベルを舐めるのを止めれば、さらに上がってくるはず。
6位:アルティーリ千葉
4勝3敗
前シーズンはB2で無双したけど、B1では通用しないのでは?という予想を覆し、開幕戦で長崎をやっつけて、アウェイで三遠に勝ってと、けっこうやれている感じ。
7位:群馬クレインサンダーズ
3勝4敗
広島からブラックシアーjr.、中村拓人を獲得したものの…。三河、千葉J戦の敗戦は理解できるけど、茨城の敗戦は痛い。
8位:アルバルク東京
3勝4敗
優勝候補がこの位置に。テーブス海とロシターの飛車角を欠く状態での開幕は運が無いかもしれないけど、PGの層の薄さが露呈した。二人が復帰して連勝したけど、ロシター復帰二戦目は出場していないので不安は依然、残る状態。笛が軽くなった(ような気がする)ことも、アルバルクには影響しているかも。いずれにしても、ここまでで4敗は痛い。
9位:越谷アルファーズ
2勝5敗
主力外国籍選手が抜け、NBAドラフト1巡目のドゥムブヤ、渋谷から移籍したクレモンズ頼りになってしまっている感じ。安齋竜三HCとともに生まれ変わる必要があるか。
10位:横浜ビー・コルセアーズ
2勝5敗
開幕節で琉球相手にまさかの連勝を飾り、安藤誓哉すごい!となったけど、その後は5連敗。イングリスを欠いた試合は致し方ないとしても、FE、越谷、島根が相手なら、せめて1勝はしたかった。
11位:川崎ブレイブサンダース
1勝6敗
富山相手に100点ゲームをやってのけたし、ドルフィンズとの試合を観ても、ハイテンポなゲームを目指しているのはわかるけど、ディフェンスが弱い。派手なダンクを繰り出すのはかっこいいけど、それでは深津に「同じ2点だピョン」と言われてしまう。
12位:茨城ロボッツ
1勝6敗
群馬に1勝したのは偉い。平均失点は真ん中くらいだけど、平均得点が低すぎる。
13位:秋田ノーザンハピネッツ
1勝6敗
秋田はCSを狙えるという大方の評価を裏切っている状態。秋田といえば強固なディフェンスだったのに、平均失点が87.0(ワースト2位)で、平均得点が72.3(ワースト2位)ではさすがに厳しい。奮起を期待するしかない。
全体として
A東京の不調は想定外だし、仙台の好調ぶりも良い意味で想定外。読めない北海道、A千葉と東地区は意外性がたくさんで、ますます面白くなりそう。