4月2日と3日で、名城大学の建築学部で学ぶ学生たちと淡路島を訪れたことについて、業界紙の日本屋根経済新聞社さんに伝えたら、記事として取り上げてもらえました。
瓦の最大の産地である愛知県に住んでいて、愛知県の大学である名城大学の学生を淡路島に連れて行って、瓦の勉強をしてもらうなんていう非常識なこと、たぶん愛知県では僕以外ではやらないと思います。どんな産業でも縄張り意識みたいなのはあるし、地元の産業を大切にするのも当然のことだから、わざわざ淡路まで連れて行って、他の地域の瓦の宣伝になるようなことをするのはいかがなものかという意見もあって当然です。でも僕は、とにかく瓦の美しさや素晴らしさを伝えたかった。産地うんぬんなんてことは、瓦の美しさの前ではどうでも良くて、それを伝えてもらうには、大栄窯業の道上さん以上の適任者はいないと信じているから連れて行った。ただそれだけです。
ブログには書きましたが、今回、屋根新聞さんに取り上げてもらえたことで、ブログを読んでもらえていない同業者に読んでもらえる機会が生まれました。うちはちっぽけな、ほんとうにちっぽけで吹けば飛ぶような会社だし、僕には道上さんみたいに伝える力はありませんが、それでも出来ることがあるということを知ってもらえたらと思います。