トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

『改定 瓦屋根標準設計・施工ガイドライン』の講習で東京へ。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

『瓦屋根標準設計・施工ガイドライン

東京にお勉強に行ってきました。『改定 瓦屋根標準設計・施工ガイドライン』というヤツで、めっちゃざっくりと表現すると「瓦はこういう材料を使って、留め付け、固定しましょうね」ということ。2年くらい前に改定されて、講習会が開催されてきましたが、僕はタイミングが合わなくて、2年間、放置していましたwとはいえ、内容は知っていたし、それまでも当たり前にやっていたことなので、講習を受けなくても特に問題なかったというのもありました。じゃあ、なんで受講したかというと、このガイドラインに則った工法が、法律で決まったからです。つまり、これからの新築物件の屋根は、この工法を用いて施工しないと法律違反ということです。先にも書きましたが、別に受講していなくても、ちゃんと施工されていれば法律的には、何の問題もありませんが、改めての確認として受講したわけです。

「なんで今頃?」と突っ込まれるも、受講して良かった。

講師3名のうち、2名が(一社)全日本瓦工事業連盟の神谷副理事長と藤井副理事長というお世話になっている方だということもあり、今更、受講することに若干の気恥ずかしさがあり、お二方からも「なんで今頃なの?」と突っ込まれましたが、やっぱりたまに工法の確認をするのは大切なことです。受講して良かったと思います。

「瓦屋根標準設計・施工ガイドラインを順守していますか?」と確認する。

重ねて書きますが、瓦屋根標準設計・施工ガイドラインというのは法律で決まった工法です。が、知らない屋根屋がいるのも事実です。屋根工事を依頼する際はもちろん、新築を依頼する際には、工務店ハウスメーカーに対し「瓦屋根標準設計・施工ガイドラインは順守されていますか?」と確認すると良いと思います。