2023年3月に開催され、日本の優勝で幕を閉じたワールドベースボール・クラシック(WBC)。中日ドラゴンズとの練習試合をバンテリンドームで生観戦し、全試合をリアルタイム観戦した僕が、開催中に発注したレプリカユニフォームが届きました。
レプリカユニフォームというのは、選手が試合で使うオーセンティックとは違い、使用する材料や細かいところのグレードを落とすことで、値段を抑えた仕様になっています。オーセンティックなんてびっくりするくらい高いので、さすがに手が出ませんでした。具体的に言うと、袖のところの日の丸が刺繡やワッペンではなく、プリントになっていたりしますが、日の丸だけは本物が良かったなぁ。
ヌートバーへ敬意をこめて。
2023年WBCの23番と言えば『ヌートバー』です。
ハーフとはいえ、日本語も話せず、メジャーリーグでの成績も目立つものではない彼が、日本代表を選び、誰一人として知らないチームに飛び込み、1番バッターとしてチームを引っ張った姿勢にヤラれたんですよね。初戦の中国戦で初球をひっぱたいてライト前に持っていったのを見て「初球を打つのか!」と驚くと同時に、これは勢いがつくし、強いぞ!と感じたものです。
今さらWBC?ではなく、2026年への布石として。
今さらWBCなの?なんて思ったかもしれませんが、これは2026年に向けた布石です。思い出してみてください。日本で開催されたラグビーのワールドカップの盛り上がりを。あのときにあんなに盛り上がるなんて想像していましたか?盛り上がってきてからチケットを取ろうとしても、まったく手に入りませんでしたよね。ところが僕は日本対サモア戦と、ニュージーランド対イタリア戦のチケットを持っていました。チケットを取ったのは大会の2年前でした。一人2万円するチケットを二枚、二試合、合計8万円出して取ったと女房に伝えたときには、こっぴどく叱られたものです。ところが蓋を開けてみたら凄まじく盛り上がり、実際に現地観戦できたことで、お金には代えられない感動を得ることができたことで「よく2年前に取っていたものだ」と評価ががらりと変わりました。つまり、すでに次のWBCに向けて準備を始めているわけです。2026年のWBCにヌートバーが出場するかどうかは分かりません。でも、2023年の侍ジャパンの象徴の一人だったヌートバーのユニフォームを着て、2026年は応援します。