旧態依然としていた瓦業界にも働き方改革の波が押し寄せています。
令和5年の盆休み。屋根誠は8月11日~16日という設定をしていますが、現場の一つを完工しないといけないので、もしかすると12日まで仕事するかもしれない感じ。天気に左右される現場の仕事である以上、連休初日がズレることは仕方ないところもあります。
瓦メーカーの休みが長くなる。
一方で、屋根誠でよく使う瓦メーカーの盆休みといえば8月11日~20日と、丸々十日間もあります。瓦を焼く窯に火を入れると、そんなに簡単に窯を止めるわけにはいかなし、何よりも瓦が売れないので、連休が長くなることは理解できます。暑いしね。ちゃんと休んで遊びにいって、リフレッシュしましょう。僕も休みます。
盆休み明けに瓦が納品されない事態に。
困るのは屋根誠の休みとメーカーの休みの四日間のズレなんですよね。盆休み前に瓦を準備しておいても、四日あると現場一件が完了することになります。次の現場の瓦が欲しくてもメーカーが休みなので、納品どころか発注もできなくなります。仮に21日に発注したとしても、早くて22日納入。事前に事務所に瓦を入れてもらおうにも、場所には限りがあり難しかったりします。
職人の休みのあり方を考える時代かも。
職人さんは基本的に月給ではなく、作業した日数で月の収入が決まります。つまり休みが多くなると給料が減るということ。なので、休みが多くなることは単純に嬉しいことではいんですよね。でも、これからの時代は、ちゃんと休みを確保することも大切。屋根誠でも休みのあり方を考え直すときが来たのかもしれません。