僕が役員を務めている一般社団法人全日本瓦工事業連盟青年部では、2年に一度くらいの感じで全国の青年部員に使ってもらえるようなグッズを作っています。前回はポロシャツでしたが、今回は現場の下見で使えるノート『瓦職人手帳』です。
屋根屋以外にはまったく必要無いけど、屋根屋が使うととても便利、というものを目指して、令和2年度、3年度と青年部長を務める朝山さんの発案で製作しました。あーでもない、こーでもないと青年部役員内で半年ほど相談を重ねてついに完成。
屋根の勾配、屋根下地の状態、谷板や広小舞の状態、必要なハシゴの長さ等、忘れがちになるチェック項目が記されていて、屋根に上がるときにポケットに入れやすいA5サイズ。リングノートにすることにより、開いたままにするのも簡単。色を黄色にしたのも、屋根の上に忘れたときに目立つように、という、まさしく屋根屋仕様の手帳。
注文してくれた愛知県屋根工事業組合青年部の人たちも「これはいいっすね!」と言ってくれました。
当初は最低ロット数の1000冊のうち、どれくらい売れるか心配していたのに、蓋を開けてみたら2000冊の発注という、予想の3倍ほども買って頂いて、有り難い限りです。
今のところ、また作るかどうかはわかりませんが、反響が大きければ作るかもしれません。もし作ることがあれば、使ってもらってのご意見やご要望も反映できると思います。
それにしても、なかなか良いものができました。