数日前のネットの記事にこんなのがありました。
日刊ゲンダイの記事ですが、簡単に言うと、一匹だけ捨てられている、あるいは捨てられているように見える仔猫を保護するのは、本当に動物愛護と言えるの?育てられるの?その後も自分で一緒に暮らせるの?里親は見つけられるの?かわいそうだからって保護するのはね…。という記事でした。
突然、仔猫を育てることに!
我が家には僕が保護して育てた猫の葉月(はーちゃん)がいます。
うちの倉庫で生まれ、一匹だけ置き去りにされていました。後に調べてみたら、体重が100グラム未満の仔猫が成猫になる確率はとても低いらしく、この子は85グラムしかなかったので、親猫が諦めて置いていったのかもしれません。そんなことは知らないし、ただただ動物が好きな僕は、何も考えずに保護し、獣医さんに連れていきました。獣医さんで保護してもらおうと、都合よく考えていただけです。が、そんなに上手くいくはずもなく、獣医さんは最初から僕に育てる手順を説明しました。ミルクの作り方と与え方、排せつの手伝い、温度管理。降ってわいたような話ですが、いきなり生まれたての猫を育てることになったんです。
3~4時間に一度のミルクと排せつ。
それからは女房と手分けして、3時間~4時間に一度のミルクを与え、排せつを手伝いました。ミルクを与えるのも排せつの手伝いをするのも、僕の方が上手でしたね。順調に成長し、目が開き、見えるようになってきてからは、少しずつ先住犬の小夏と過ごすようにしました。
小夏も受け入れてくれて、徐々にはーちゃんを放っておいても、小夏が面倒を見てくれるようになりました。三か月くらいからは、もう当たり前にうちにいる感じに。
二度と御免なほど大変だった。
仔猫を育てたタケウチはすごいでしょー!ってことを言いたいわけではないです。仔猫を育てるのは、はっきり言ってめちゃくちゃ大変だったし、二回目は御免だとも思っています。はーちゃんは運よく育ってくれただけかもしれないとも思っています。先の記事で言いたいこともわかります。
それでも保護する
でも、やっぱり僕は同じようなことがあったら、また保護すると思います。それも迷いなく。それが動物愛護かどうかなんて、そんなことは知らないし、どうでも良くて、放ってはおけない。それだけです。