ヒッチハイカーを見つける
ある朝、現場に向かう途中で、高校生くらいの男子ヒッチハイカーを見つけました。常滑市内でヒッチハイカーを見かけるのは珍しく、目を引きましたが、仕事があるので素通りし、現場から戻るときにまだ居たら拾ってやるかと考えながら、40分後くらいに戻ってみると、案の定でやっぱりいました。
スイスからの刺客！しかも！
手を振りながら目を合わせ、少し先で車を停めると、走って近づいてきました。僕は助手席を片付けて、彼を乗れるようにして、ドアを開けた彼に「一回うちに帰ってからになるけど、大丈夫だよね？」と話しかけると、きょとーんとしています。外国人でした。しかも、日本語はほとんど話せずw マジかよ、面白い展開だぜ！なんて思いながら、拙い英語で話します。どうやらスイスから来たエヴァというらしい。いや、ちょっと待て。エヴァ？エヴァって女の子じゃん！よくよく見てみると、確かに女の子だw 髪がベリーショートだし、最初はマスクしてたから完全に男の子だと思ってたよw！
目的地は山梨県北杜市
エヴァは今年から大学に通い出し、現在は7か月の旅の途中。ラオス、カンボジア、タイ、ネパール、ベトナムと一人で回って日本に来たって。スイスのイメージはチーズと山、アイガーやマッターホルンだよね、僕は山が好きなんだと言ったら、エヴァも山が好きで、日本での目的地、山梨県の北杜市には美しい山があるから楽しみだって。いろんな話をして、最後は次のヒッチハイクをしやすい場所に降ろし、インスタグラムのアカウントを交換し、北杜市にあるカフェ、チームシェルパに行ってみてね！と紹介してお別れ。
嬉しかったことを繋ぐ
スーパーカブで日本一周中だったアキオ君や、転職を機に知多新四国を歩いていたツゲ君がうちに泊まったことがあるけど、僕も加計呂麻島や沖永良部島を歩いているときに拾ってもらったことがあります。僕は自分がしてもらって嬉しかったことを、他の人に繋いでいるだけ。今回はついにスイスのエヴァとのご縁が生まれ、ほんとに短い間だったけど、楽しい時間でした。
