トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

地元・常滑が舞台のアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』を観てみた。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

以前のブログにも書いた、地元・常滑が舞台となっているアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』をついに観ました。

yoshikixxtri.hatenablog.com

まずは常滑っ子としての感想から。

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この背景すら…。

常滑のまちが上手く描かれていて、常滑ならではのまち並みが、映画の世界観とぴったりです。常滑は小さな坂の連続のまちで、その坂や家々から生まれる高低差が、猫の動きを生き生きとさせてくれます。

主人公ムゲたちが通う常滑市常滑北中学校の建物は、僕の母校、県立常滑北高校(現在は統合されて常滑高校)がそのまま。卒業して30年になりますが、玄関や下駄箱、渡り廊下や中庭の雰囲気を思い出しました。

ムゲの家がある場所も坂の勾配や曲がり具合が完璧。神明社への階段や焼き物散歩道も雰囲気が出ています。僕にとっては出てくる風景の一つひとつが知っている風景ですが、知らない人にとっては焼き物が埋め込まれた壁や歩道等、少し不思議な感じかも。映画を観てから常滑に来てもらえると、かなり楽しんでもらえると思います。

 

映画の内容について。

中学生たちの瑞々しい感情、切なさみたいなのが描かれていますが、大人が観ても感動する深みもあります。猫好き、動物好きの人にも楽しんでもらえると思います。地元じゃなくてもなんか懐かしい感じもあるんじゃないかな。とても面白かったです。ネットフリックス以外で観られないのが残念。でも、これを観るためだけでも、ネットフリックスに加入する価値があります。

 

常滑を舞台にこんな素敵な映画が生まれるなんてね。