常滑市の各家庭に、常滑市から配布される広報誌、『広報とこなめ』というのがあります。今月は11月5日が津波の日であることに絡んで、防災関連のお知らせだとか、今度の4月から子どもの医療費助成制度を拡大しますよといった、市内のいろんな情報が掲載されていますが、毎年、一回、常滑市からの表彰というのも掲載されます。
表彰の対象となるのは教育、体育、文化の振興に貢献した方々や、産業の開発振興に貢献した方々等になります。僕はもちろん、表彰されたことはありませんが、実は表彰の対象者を選考する側になったことがあります。常滑青年会議所(常滑JC)の理事長は、選考委員会(?)の副委員長(だったかな？)があて職になっていて、2010年には僕が常滑JCの理事長として参加しました。選考会みたいなのに参加するだけでなく、表彰のときも舞台上に座り、表彰の様子を見ていました。
で、今年の表彰対象者を何気なく眺めていたら、知った名前がありました。
浅尾拓也さんです。誰やねんて人もいるかもしれませんが、有名な人です。元中日ドラゴンズのピッチャーです。そう。あの浅尾拓也です。浅尾は常滑出身で、高校は常滑北高校なので、僕の後輩にあたります。高校当時にはキャッチャーだったことは有名ですが、当時を知る人によると、決して真面目に野球に取り組む選手ではなかったらしいです(笑)それでも、プロ入りして、ほんの短い間ではあっても、最上級の輝きを放ったわけですから、郷土の星の一人です。そんな浅尾が寄付してくれたんですね。
僕には寄付できるようなお金はありませんが、なんらかの形で故郷に貢献して、いつか表彰に引っかかるくらいの人間になりたいものです。まあ、ガラじゃないですけどね。
