大分県、宮崎県で入った温泉を紹介します。
なんせ大分県は温泉が多く、特に別府なんて至るところから温泉が湧いていて、町じゅうに小さな銭湯みたいな温泉があり、100円とか200円で入ることができます。ただ、そういう銭湯的温泉は洗い場があまり無く、どちらかというと湯に浸かるのを楽しむタイプなので、今回の旅では入りませんでした。なので、日帰り入浴施設とホテルの紹介となります。
別府『ひょうたん温泉』
大晦日に入ったのが『ひょうたん温泉』です。レストランも併設されたスーパー銭湯といったところですが、さすがの別府だけあり源泉かけ流しです。どーんと広い浴室に、いくつもの湯船。洗い場もたくさんあるので、順番待ちは一切ありません。お湯の温度は41度くらい?普通の人にはちょうどいいくらいだと思います。ただ、ちょっと広すぎて浴室が寒く感じました。まあ、入った後はへっちゃらですけどね。駐車場も広いのでキャンピングカーでの旅には向いていると思います。
星生温泉『山恵の湯』
元日に入ったのが九重連山の標高1100mほどのところにある星生温泉『山恵の湯』で、ホテルに併設された日帰り入浴施設です。
山恵の湯は、硫黄泉、単純泉、酸性緑礬泉、冷鉱硫黄泉の四つ(!)からなり、すべてが湯量豊富な源泉かけ流し。九重連山の絶景を眺めながら入る露天風呂なんて最高です。
すべて源泉かけ流しなので、温度がすべて違います。屋内の風呂は温度が高く、おそらく45度超え。僕のあとに入ってきた若者が「こんなの入れるわけない!」と言って、他の風呂に行くほど。僕は熱い風呂が好きなので最高でした。
一方で冷泉もあり、さっきまで「熱い!」と言っていた若者が「冷たい!」と言っていたり(笑)今回の旅では一番良かった風呂でした。
ラムネ温泉館
1月2日は大分県の『ラムネ温泉館』でした。
ここがですねー、問題なんですよ(笑)ラムネ温泉というくらいなので、炭酸ガスを含んだ温泉なんですけど、炭酸ガスの含有量は温泉としては世界一らしいです。露天風呂が炭酸泉の源泉かけ流しなんですけど、これがですねー。ぬるいんです。32度しかないので、冬に入っていると寒い(笑)僕は比較的穏やかな天候の昼間に入ったので、まだ耐えられたかなーって感じです。
炭酸泉というのは、いろいろと効能があるらしいのですが、あまりにも寒いので、ちょろっと入っただけです。ただ、屋内には42度ある違う泉質の温泉があるので、温まるには事足りません。さらに温まりたい人にはサウナもあります。
洗い場は屋外で立ったままのシャワーなので、内湯で温まってからじゃないと無理ですね。
建物をはじめ、美術館があったりとオシャレではあるけど、一回で充分です(笑)でも、温泉好きなら一回は入っても良いと思います。
lamune-onsen.co.jp
1月3日は宮崎県に移動して、宮崎市にあるホテル『ルートイングランティアあおしま太陽閣』内にある『健康ランド華の湯』です。
ちょっと鉄の匂いがして、ぬるぬるするお湯です。ここも大きなホテルの大浴場との兼用ということもあり、風呂も洗い場も広いので、気兼ねなく入れます。
ここは待合室?みたいなところに大量の漫画が(笑)風呂とは関係ないけど、あれだけたくさん、しかもセンスの良い漫画があるのはなかなかですよ。
番外編:フェリーの風呂
九州までの往復はフェリーを使いましたが、往復とも展望大浴場があります。温泉ではないけど、とても気持ちよく入ることができます。
往路、神戸~大分間の『ごーるど』は脱衣室は狭いけど、風呂は充分な広さ。出港のときに入っていたので、港から手を振る人たちを見ながらの風呂になりました。
復路、志布志~大阪間の『さつま』は2018年に造られた新しい船で、脱衣室も広くなっていました。
両船ともに湯船、浴室がとても清潔に保たれていて、船の中にいることを忘れそうになります。さんふらわあにはシャワーもありますが、せっかくなら風呂に入ってもらいたいと思います。