トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

夏の北海道、二日目はトレイルランニングで百名山の二つを登頂。まずは雄阿寒岳から。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

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2日目はトレイルランニング

さて「遅咲きなんちゃってトレイルランナー」という書き出しで始めたということで、夏の北海道、阿寒二日目はトレイルランニングです。阿寒には雄阿寒岳雌阿寒岳という、大きな山が二つあります。雄阿寒岳が山頂の標高1370mで、登山口からの標高差が約930m。もう一つの雌阿寒岳は山頂の標高1499m。登山口からの標高差は約850m。どちらもなかなかのボリュームです。普通の登山ならどちらか一つですが、そこはほら、僕もなんちゃってとはいえ、トレイルランナーのはしくれなので、一日で両方登ることにしたわけです。今回の旅をアテンドしてくれた下澤さんは、会う人会う人に「この人、一日で雄阿寒岳雌阿寒岳を両方走るんだって!」と言いふらすので、すでに阿寒中の人が知っているんじゃないかという状況でしたけどね。

早起きして5時半に登山開始。

朝4時15分に起きて朝食やらなんやらを済ませ、5時すぎに出発。雄阿寒岳の登山口までは3km、車で数分の距離なので、準備して5時半には阿寒湖畔から登山開始です。

霧がかっていて、幻想的な景色ばかりなので、写真ばかり撮っていてなかなか進めません。

阿寒湖から太郎湖へ流れ込む川。

阿寒湖摩周湖周辺は国立公園なので、雄阿寒岳の登山道も手付かずの原生林が広がっています。

登山道を示すピンクのテープはところどころにあるものの、ちょっと分かりにくいところがあり、何回か登山道を外れることがありました。YAMAP等のスマホ地図は必須です。

響け!熊鈴!

そして阿寒といえば熊。ヒグマです。下澤さんに散々、脅されたので、よく響く熊鈴を持ってきました。家で鳴らすとうるさいのに、ヒグマのいる山で鳴らすと音が小さく感じるんですよね。もっとデカく鳴れよ(笑)

ヒグマの気配を探りながら、ランと早歩きを続けていきます。四合目の看板には「半分以上をクリア」と書いてあります。四合目なのに半分以上とは。

雄阿寒岳の核心は四合目から六合目まで。

そして同じく書いてある通り、四合目から六合目の手前までが、雄阿寒岳の核心ともいえる急登。かなりキツい。最初から二つの山を登るつもり&ヒグマと戦うためにトレランポールを持ってきて良かった。五合目を超えるあたりからは森を抜け、景色が見えるようになります。

登り始めたときに周辺に広がっていた霧は、五合目より上から見ると雲海となりました。雲海の向こうには雌阿寒岳も見えます。次はあそこだ。

雄阿寒岳から見る雌阿寒岳

八合目まで到達すると、完全に森を抜け、背の低いカラ松?や笹が広がります。そして登山道が狭く、笹をかき分けながら進むことになります。

登頂成功!雲海の絶景が広がる!

九合目からは少し下りて、鞍部を通過して山頂に向かいます。最後は少しだけガレた道を通り、スタートから約2時間で登頂成功です。

この日の山頂一番乗りで、周りには誰もいません。下山中に次の人とすれ違ったのは、六合目だったので、絶景を独り占めです。写真では伝わらないけど、とにかく景色が綺麗!早朝に登ったおかげで一面の雲海を観ることができました。

1時間半ほどで下山完了。車で移動する途中でホテルに戻り、ボトルの水を補給し、コーラで水分とエネルギーを補給。雌阿寒岳に向かいます。