2014年のゴールデンウイーク前に納車されてから8年間、いろんなところを旅したキャンピングカー、マッシュとお別れしました。高く売れるから、というわけではなく、ちょっと思うところがあり、変化をつけようということで。
マッシュが来るまでは、愛犬との旅はもっぱら歩きとキャンプで、たまにワンボックスの軽自動車で車中泊。雪山だろうが真夏だろうが、ほとんどテントで寝ていましたが、ある冬、岐阜の平湯温泉でテント泊したときに、マイナス17℃くらいまで下がり、さすがにヤバいとなり(笑)、先代犬・小雪も年齢を重ねてきて、少し快適な旅をさせてあげたい(自分もしたい)ということで、キャンピングカーを買いました。
当初はそんなに長く乗る予定ではなく、2~3年乗って、要らなくなったら売ってしまおうと思っていたのが、キャンピングカーのある生活は想像以上に楽しくて、8年間も乗りました。旅が好きな人なら、普通車やミニバンを買うくらいよりも、絶対にキャンピングカーを買うことをオススメします。それもハイエースベースのバンコンとかではなく、トラックをベースにしたキャブコンが圧倒的にオススメ。
小雪はいつも、運転席と助手席の間に伏せて、運転している僕の腕にアゴを乗せてきて、運転はしにくくても素敵な時間をくれました。テントよりも遮音性が高いので、夜も犬にとっては快適に眠れるらしく、けっこうぐっすりと眠ってくれました。小雪と一緒に青森から鹿児島まで旅しました。その後は小夏と一緒に日本中を巡り、この2年は愛猫・葉月も一緒に関東奥や北陸・東北を巡ったりと思い出は尽きません。
キャンピングカーでの思い出は楽しくことばかりなので、一抹の寂しさはあります。でも、物はいずれ無くなるし、それでも思い出は残ります。たぶんすぐに、どこかの誰かの旅の相棒となり、思い出を作ってくれるはず。そして、どこかですれ違うことがあれば、必ずわかるはず。
楽しい思い出をありがとう。