トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

飛び込み営業で屋根のことを言われたら、まずは地元の建築業者に相談してみてください。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

「たぶん屋根誠さんで40年くらい前に葺いてもらった屋根を見てほしい」という、依頼を頂いて、屋根に上がってきました。なにやら飛び込みの営業に脅されたようで。

 

結果としては掛け瓦の勾配がうちの仕事とは違うあたりから、うちの仕事ではないとわかりましたが、さすがに40年も経つと漆喰関係が傷んでくるし、降り棟の鬼瓦が下がってしまっているので、何枚か写真を撮って見てもらい、見積りさせてもらうことになりました。

紐丸下の漆喰が無くなっています。

鬼瓦の首や、隅棟と降り棟の取り合い部の漆喰も無くなっています。

降り棟の鬼瓦が下がっています。ここが最優先。

飛び込み営業の全てが悪いわけではありませんが、悪い業者が多いのは事実です。というか、遠くから来て飛び込み営業しているところが怪しいと言うべきかな。わざわざ名古屋から常滑まで来て飛び込み営業している業者は、怪しいと思っても間違いない気がします。実際は分かりませんけどね。僕は怪しい業者と間違われるのが嫌で、まず飛び込み営業はしませんが、屋根でおかしなところを見かけたときに、たまには声を掛けさせてもらうことがあります。あくまでもうちの近くだけですけどね。範囲で言うと常滑武豊、美浜、南知多と言った、知多半島の南半分くらい。それも、けっこう緊急を要するところだけ、名刺を出して「新築のときにやってもらったところに連絡してください。分からなければうちでもやれますから連絡してください。」というスタンスで。

 

屋根というのは下からだと見えない部分がたくさんあります。飛び込み営業の業者から何か言われても、屋根に上がらせることなく、まずは地元の業者、屋根屋がわからなかったら工務店とか、建築に携わる業者、設備屋さんや板金屋さんでも良いので、とにかく地元の建築業者に相談してみてくださいね。