トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

苦手なことこそ楽しみを。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

ここのところ何度か書いていますが、お金のことが苦手です。とにかく計算を間違えるし、帳簿みたいなのも付け間違える。間違えるから計算したくないし、付けるのも嫌になるという悪循環。それでもやらないといけないことがあり、仕方なくやるわけです。

先日も、僕を含めた16人の交通費や諸経費を現金で渡す機会があり、計算していました。一度の計算(ただの足し算)で合うわけがなく、何度も何度も計算して、やっと、正解(ただの足し算)を導き出しました。

そして、一人ひとりに渡す、お札や小銭の種類を分けているときに、ピンと来ました。

二千円札を混ぜたろ」

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普段、使い慣れない二千札を混ぜるのは、ひと手間が余分に掛かります。渡す金額の千の単位が二千円~四千円、あるいは七千円~九千円の場合のみになるし、普段は3000円なら「千円札を3枚」という単純計算になるところを、「二千円札と千円札を一枚ずつ」というのは、慣れないと意外と間違えがち。それでも二千円札を入れたのは「もらった人が驚くかな」「笑ってくれるかな」という楽しみをそこに見出したからでした。

実際に二千円札を入れたのは16人のうち、半分くらいの人でしたが、みんなが「うわ、二千円札だ!」と言って笑顔になってくれました。中には「使わないでしまっておこう」と言う人までいて、僕はやって良かったなと嬉しい気持ちになりました。

 

二千円札を入れるなんて、ひと手間と言っても、めちゃくちゃ簡単なことだし、どうということは無いけど、笑ってくれたのがすごく嬉しくて、少しだけ「会計をやって良かったな」と感じました。あくまでも少しだけですけどね。

 

誰でも苦手なことはあるし、それでもやらないといけないこともあると思います。でも、その中にほんの少しの遊び心を入れてみると、苦手なことが少し楽しめたりすると思います。苦手なことこそ、遊び心で楽しみを。