真夏の暑い真っ昼間のことです。現場から一旦、事務所というかウチに帰ってみると、母親が「葉月が外におって、コンテナの下に入っていった!」と言いました。猫の葉月、はーちゃんは一切、外に出さず、ウチの中で暮らしているので、外にいるはずがありません。ただ、何かの拍子に外に出てしまったことが2度ほどあり、今回もそれの可能性がありました。
慌ててコンテナの下を覗くも、はーちゃんの姿は確認できません。ウチの辺りは間違っても都会ではありませんが、それでも車はけっこう通るので、撥ねられてしまう可能性はあります。特に外に出たことのないはーちゃんです。車が向かってきたら身体が固まって動けなくなってしまうでしょう。
家の中に戻っていることは、ほぼ考えられませんが、とにかく逃走経路を確認することにします。玄関の網戸は閉まっています。となると、可能性はお風呂。風呂の窓から逃げたとなると、格子があるので戻ってくるのは不可能でしょう。ダメか!と思って風呂の扉を見てみると、閉まっています。あれ?はーちゃん!と呼ぶと、ニャーと返事あり。お風呂の隣にある棚の二段目。いつものところでお昼寝中でした。
どうやら母親の勘違いだったようです。はーちゃんと同じキジトラで、首輪を着けていたから、すっかり勘違いしたとのことでした。
なんかキジトラには美形が多いらしいんですけど、こんなに可愛い顔の猫がそんなにいるわけないじゃないか…。
ただ、猫は犬よりも見分けがつきにくいと言います。外に出すつもりがなくても、事故的に出ちゃうことはあるわけで、そんなときのために識別用のマイクロチップを入れておくことは、やっぱり必要かもしれません。マイクロチップの埋め込みにかかる費用は数千円から1万円程度。短時間で終わるので体への負担も無いらしいです。
いや、勘違いで良かったーーーーーー。