トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
開催まで一か月余りとなったUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ、約165kmのトレイルランニング大会)の中止が発表されました。
昨年の大会が中止となり、この一年はUTMF2021のために過ごしてきました。走るなんて好きじゃないのに。暑くても寒くても走ってきたのに。みんながダラダラと過ごしているときにも節制して練習してきたのに。二回分で決して安くないエントリー代を支払っているのに…。
昨秋から、志賀高原エクストリームトレイル、IZU TRAIL Journeyと参加してきて、これだけ対策すれば問題ないと見ていました。また、先日は名古屋ウイメンズマラソン&マラソンフェスティバルが1万人規模で開催され、これが可能ならUTMFはやれるなと踏んでいたので、正直なところ意外な判断でした。
その前から、過剰なほどの対策が発表されていて、それにより、完走できない選手が出るだろうと思っていたし、なんなら仮眠のときに毛布無しなんて低体温症に陥る人がたくさん出ちゃうよって思っていて、新コロよりも過剰対策のほうが危険だとも感じていて。それでもここまでして開催すれば、新コロ的にはおかしなことにはならないだろうし、開催を疑いもしなかったので、今回の判断を簡単に受け入れることはできません。もちろん受け入れるしかないので受け入れますけどね…。
中止対応について
1. 寄付エントリーの方を除く選手に現金1万円を返金
2. THE NORTH FACE製参加Tシャツを事務局より送付
3. すべての選手に2022年大会以降の優先エントリー権
4. 次回大会以降の優先エントリー権は、参加資格が失効したとしても特例で認める(2023年まで)
5. 4/19-4/25 Stravaによる「Virtual UTMF 2021」「Virtual UTMF 2021セグメントチャレンジ」を開催。
中止対応はまだ追加がありそうですが、1~4なんて当然かと。ただ、5のバーチャルUTMFは一週間で165kmほどを走ると、UTMF限定のポイントがもらえるということなので、せっかくだからやろうかなと。一日あたり25kmなら、そんなでもないし。
100マイルのトレランなんて、普通に生きていたら走る必要のないことで、色んなことを犠牲にして、調整して、バカみたいに走ってやっとスタートラインに立てても、完走できるとは限らなくて、僕みたいなアラフィフ凡人にとっては、体力が年々、落ちていくのを実感しながらの挑戦になるわけです。
今年のこの状態で開催できないのが、来年になったら開催できるなんて、馬鹿正直に信じることができなくなっていますが、それでも一年、先送りにすると、僕はそれだけ衰えるんですよね。来年のエントリーは考えちゃうな。