トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

弓削田真理子さん(62歳)のフルマラソン3時間切りに思う。おれもイケるんじゃね?

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

異例の短距離周回コース、しかも男子がペースメーカーを担っての日本記録更新を狙ってのレースで賛否両論が巻き起こった大阪国際女子マラソン

川内優輝選手が契約の40kmを過ぎても前を引き続け、東京オリンピック代表に決まっている一山麻緒選手が、日本記録には届かなかったものの、2時間21分11秒の大会記録で優勝しました。僕は全然、否定する気はありません。2.2km?とかのコースを20周とか、嫌になっちゃいますよ。ペースメーカーだって、日本人女性が日本記録ペースでペースメイクするなんて、ほぼ不可能だし、近年の世界記録なんてペースメーカー無しでは作られていませんからねえ。キプチョゲの2時間切りに至っては、キプチョゲ一人のために20人くらいのペースメーカーがいましたよね。

 

それはそれとして、この大阪国際女子マラソンでは、世界記録が生まれました。弓削田真理子さんの2時間52分13秒です。

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なんの世界記録かというと、60歳以上のフルマラソンの世界記録です。

弓削田さんは62歳。自らの持っていた2時間56分台の記録を4分以上、短縮しての記録更新となりました。

www.sanspo.com

サンスポの記事によると、月間の走行距離は800km(笑)しかも、毎月フルマラソン(笑)

週に一度の休み以外は一日平均30km走り、一回はフルマラソンといったところですかね。月に800kmというと、大学の陸上部で真剣に走っている人たちの距離です。僕には考えられません。というか、確実に壊れます。僕なんて月の最長距離でも270キロくらいですからね…。

 

弓削田さんが初めて3時間を切ったのは58歳のとき。女子のサブ3というのは、単純に割合で言うと、男子のサブ2.5と同じくらいになります。僕が弓削田さんに並ぶためには、10年後に2時間半を切らないといけないというね。もう、ぜーーーーーったいに無理です。

 

と、思ってしまうんですけどね、本当に無理なのかどうかはわかりません。だって、あと10年あるんだから、やってみないと不可能かどうかなんてわかりません。なんていうことを考えさせてくれる、素晴らしい記録でした。