トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

冬の風も強くなってきていないか?板金の屋根材が飛ぶ事例が増えている…?

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。

 

うちの辺りでは暴風が吹き荒れています。知多半島の冬の風物詩です。風速7m、8m辺りだと、そんなに風が強いと感じることなく、本当に風が強い日には風速15m、あるいは20mという風が吹きます。15mとか20mなんていうと、台風並みということになりますが、それが冬の間には何日かは吹くんです。そうすると、やっぱり屋根に影響が出ることもあります。今日は冬の風で、屋根に使われていた板金がめくれたという、海沿いのお宅に見積りを持っていきました。板金が飛んだというのは、今年に入ってから2件目です。

 

真ん前の海は強風で荒れています。

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伊勢湾は内海なのでこの程度ですが、それでも時折、潮が道路まで飛んできます。

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乗っていった車の窓は潮で真っ白(笑)写真を撮っているときにも潮を浴びるし、強烈に寒い!仮に工事を依頼されても、風が強い日には作業不可能ですね…。

 

瓦葺き歴25年ほどですが、この冬は初めて強風に危険を感じて、仕事を中止しました。台風の大型化が言われていますが、僕の体感では冬の風も強くなってきている気がします。

さすがにここまでの風が吹くと、きちんとした仕事がしてあっても、屋根材が飛ぶことがあります。瓦はまだしも、板金は特に影響を受けやすいので、板金が使われている箇所には注意してください。場合によっては火災保険も使えるかもしれないので、ご相談くださいませ。