トライアスリート屋根屋兼アウトドアガイド、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。
今年最初のキャンプで使った焚き火台はメッシュのタイプ。
軽くてコンパクトになるし組み立ても簡単、使い終わってから冷えるのが早いので片付けも早くできて、焚き火台は何種類か使ったことがあるけど、けっきょくこのタイプが一番便利で使いやすいと思います。安いし。女房はソロキャンプに行くときは、必ずこれを持っていきますが、使っているうちに穴が空いてしまいました。
穴が空いてしまうと、灰や燃えかすどころか、赤い火の状態で落ちてしまうので使えなくなります。メッシュの部分だけでも売っているらしいですが、構造的に簡単なのでDIYで修理というか、メッシュを交換しました。
ホームセンターで買ったステンレスのメッシュを、元のメッシュとサイズを合わあせて金切鋏で切ります。ちょっと大きめに切って折り返すのがポイント。折り返さないと針金が刺さって危険です。折り返すのは板金を折るためのツカミという道具。ツカミが無くても、板等を使ってまっすぐに折ることができれば大丈夫。
少し大変なのは四隅の穴です。
金属用ドリルで穴を空けるのが一番簡単ですが、この時はキャンプ場で、そんなものは持っていないので、先の細いプライヤーでぐりぐりとやってから、テントやタープを固定するためのペグを使い、金づちで打って穴を広げて完成。どうせまた穴が空くから、この程度で十分でしょう。
一晩使ってみて感じたのは、目が粗いので、灰が少し落ちやすいこと。ホームセンターで一番細かい目のメッシュだったんですけどね。次はさらに細かい目のステンレスメッシュを探して作ってみます。
道具を新しく買うのもいいけど、まだ使えるのを買うのはもったいないし、使えるものは直して使ったほうが愛着も湧くので、特にキャンプ道具は修理しながら使ってもらいたいと思います。